3Dプリンタのハイテクファッションがおしゃれの常識を変える!

さまざまな企業で普通に使われるようになった3Dプリンタが、ファッション業界にもジワジワと浸透してきています。ハイテク技術によってつくられるウェアやアクセサリーは、おしゃれなだけでなくエコでオリジナリティもある、まさに新しい感性ののもの!あなたもさっそく新時代に足を踏み入れましょう。

3Dプリンティングがファッション界にジワジワ浸透中…!

あのシャネルも3Dプリンタで作ったウェアを発表

製造業を中心に建築や医療と行った幅広い分野で普及している3Dプリンタ。二次元の資料をコピーするようにデータを立体に変えてしまうこの技術は今ファッション界でも注目を集め、あのシャネルも2015-16年秋冬コレクションで利用し話題になりました。

2016-17年秋冬コレクションでは日本ブランドも

今年開催されたミラノファッショウィークでも日本のブランドATSUSHI NAKASHIMAが3Dプリンタで作成したアクセサリーやシューズを発表。過去にないようなフューチャリスティックな見た目は注目の的となったのです。

そのアイテムが作られていく様子はこちら。デジタルが進歩したことにより、ファッションの表現の可能性も広がっていきそうですよね。

3Dプリンティング×ファッションを要チェック!

ファッション業界にジワジワ浸透し始めているこの技術は、これから私たちのおしゃれをもっと進化させてくれるはず!現在3Dプリントをファッションに取り入れているブランドや企業を知り、私たちも時代に寄り添ってみましょう。

3Dプリンタで作られるウェアたち

日常に動作にフィットする「Danit Peleg」

まずはDanit Peleg(ダニット ペレグ)。イスラエルのデザイナーによるブランドで、3Dプリンターでのみ制作されたコレクションを発表しています。

ダニット ペレグの特徴はあくまで"リアルクローズ"であること。3Dプリントを利用したプロダクトは今まで硬化プラスチック製ばかりでしたが、FileFlexという柔らかくシワにならない耐久性を持った素材で作られているので、日常の動作にフィットするのです。

ドレスを自分に合わせてデザインできる「Kinematics」

またハイテクデザインスタジオ「Nervous System」は今年、自身の体型に合わせてドレスとカスタムフィットできるウェブアプリ「Kinematics(キネマティクス)」を公表。こちらは身長、3サイズ、運動量から算出して作ったアバターにドレスを着せ、マウスでなぞりながらシルエットやパーツをデザインできるんです。

現在はドレス1着につき30万円以上のコストがかかってしまうためその課題を克服するために研究を続けているとか。これが実現したら、自分の体にフィットするカスタムドレスが好きな時に作れますね。
(Kinematicsによるドレスは写真中央)

ハイテクでファッション性が高い!「Sculpteo×Anastasia Ruiz」

ライターが衝撃を受けたのがパリのハイテク企業「Sculpteo(スカルプテオ)」が若手ファッションデザイナー、アナスタシア・ルイズ(Anastasia Ruiz)とタッグを組み完成させたこちらのウェア。

今までの3Dプリンタを使ったウェアというと、ハイテクである分ファッション性に欠け、どうしても"テック感"が抜けなかったのですが、これはかなりモードでおしゃれ!刺繍のようなボリュームとコスチュームのような硬さ、まさに3Dプリンタだからこそ叶う新時代のファッションでしょう。

3Dプリンタで作られるシューズたち

いち早く3Dプリンタを取り入れたのは「UNITED NUDE」

アディダスやナイキは以前からソールの製作に3Dプリンタを利用していましたが、2012年に日本日本格上陸を果たした「UNITED NUDE(ユナイテッド ヌード)」もいち早くこの技術をファッションに取り入れたデザイナーズブランドです。その時発表されたICE SHOEがこちら。

履き心地も機能も100点満点の「JS Shoe's」

西海岸発のシューズブランド「JS Shoes’(JSシューズ)」は3Dプリンタで作成したリラックスシューズを販売しています。裸足で履いても心地いいニット素材でありながら、海でも使える防水加工、そして蒸れない素材なので夏の強い味方になりそう。自分の足にフィットするように片足ずつ細かくオーダーできるとか。片足4,000円〜で購入可能です。

3Dプリンタで作るアクセサリーたち

イラストを商品化してそのまま販売できる「Zazzy」

3Dプリンタといったらやっぱりアクセサリーが大の得意。自分のデザインがそのままアイテムにできるサービス「Zazzy(ザズィー)」は、絵や3DデータをZazzyのサイトにアップデートして、商品化、そして販売することができるのです。

作成過程はこちら。リングやネックレス、ブレスレットに限らずキーホルダーやiPhoneケースも作れます。所要時間は大体5分程度。短時間でデザイナーデビューできちゃいますね。

世界の街並みが立体的に再現された「Cityscape Ring 」

NYのジュエリー作家が3Dプリンタを利用して販売しているのが「Cityscape Ring(シティスケープ リング)」。世界各国の街並みがそのままリングになっているのです。素材はブロンズからプラチナ、18金などと幅広く、1万円程度から17万円の物まであります。

婚約者の指紋を刻印できる「VOWSMITH」

「VOWSMITH」というウェディングジュエリーブランドでは、プラチナや14金を使用した高級なリングに相手の指紋を3Dプリントしてくれるとか。世界に間違いなくたった1つで、いつでも結婚した時の誓いを覚えていられそうなロマンチックなアイテムです。

3Dプリンタだから叶う3つのこと

たしかにハイテクではあるけど、ファッションアイテムを3Dプリンタでわざわざ作ることの意味ってなに?と思う人もいるかも。実は、そこには大きな魅力があるんです。

①生産したものが一切ムダにならない

まず最も大きいのはエコであること。私たちが普段着ているファッションアイテムは大量に生産されたものの1つですが、3Dプリンタはデータさえあればオーダーが入る都度、何度でも同じようにアイテムをつくれます。その分余計に生産する必要がないので、ゴミも生まれません。

②アイテムをカスタム、パーソナライズできる

大量生産しない3Dプリンタなら、オーダーによってサイズやデザインを変えることが簡単。どんなアイテムにも簡単にオリジナリティがプラスできます。これから先は靴擦れやボトムの裾上げだってなくなりそう。

③デザイナーの想像がそのまま現実に

また、想像はできても人の技術では実現できなかった複雑なデザインも、3Dプリンタなら作れます。デザイナーが頭で描くものがそのまま実物になるんですね。

おしゃれ新時代にあなたも足を踏み入れて

すべてのファッションアイテムが3Dプリンタで作れるようになった今の時代。このままいくと近い将来、旅先でドレスやシューズが必要になったとき、すぐにとっておきのアイテムが作れるようになるかもしれないですね。

より自由に楽しめるこのおしゃれこそがファッション新時代を作っていきます。以上のブランドや企業に注目して、あなたもそろそろ時代に寄り添ったファッションにシフトしてみるのはいかがでしょうか。

Facebook Like

この記事が気に入ったら