今回ご紹介するお城は、ウェールズ北部のアングルシー島にあるビューマリス城(Beaumaris Castle)です。ビューマリスという名前は、ノルマンディー語で「美しい湿地」という意味を持ちます。ではほっと癒されるビューマリス城をお楽しみください。
美しい風景に癒される空間
はあっ~、きれいな風景ですね~海がとってもきれい!!
潮風に吹かれて風景を眺めているだけでとってもリラックスするなあ~
牧草地も緑が一面に広がりいいですね、牛がのんびり草食べてますよ~
とても心が癒される場所だな!
遠くにお城が見えてきましたね。とても広そうなんですね、行ってみましょう!
シンメトリー構造の洗練されたお城
その前に、ちょっとだけビューマリス城の歴史を話そう!イングランドのエドワード1世が北ウェールズ征服し、その後に起きたウェールズ軍の反乱を鎮圧した1295年に建築開始されたんだ。
このお城も要塞なのですか?
その通り。この前話したウェールズのコンウィ城と同じでイングランドがウェールズを抑えるために作った要塞城だよ。このお城は六角形と四角形の美しい二重環状城壁でシンメトリー構造になっており中世イギリスの最も洗練された城と言われており、1986年に世界遺産に登録されているんだ。街のはずれにビューマリス城があり街を見守っている感じだな。
そんな立派なお城なんですか~早く見に行きたいです~
◎未完成ながらお城も美しかった!!
日本のお堀とそっくりですね。どっしりとしたお城が水と一体になってとても美しいですね~
中に入ってみよう!
やはり要塞!!と厳格で威圧的な感じで、ここから見張っている!と言わんばかりですね。でも他のお城と比べると背が低い部分が多いみたいですが・・・
おっ、いいところに気がついたね。当時エドワード一世は多くのお城を北ウェールズに建設して莫大な費用を使ったんだ。同時にスコットランドの英雄ウィリアム・ウォレスが率いる軍との戦争が始まり、ビューマリス城は建設途中で資金不足となり、未完成のままなんだよ。話はそれるけど、ウィリアム・ウォレスとイングランドの戦いは「ブレーブハート」で映画になっているよ。
本当ですか?早速みます!!
まとめ
ビューマリスは閑静なリゾート地として知られており、お城からはグレートブリテン島とアングルシー島の間にある美しいメナイ海峡と田舎風景を見渡せます。名前の通り美しい風景と均整の取れたお城を楽しいんでいただければと思います。
場所など詳しく知りたい方は、ウェールズ政府のページをご覧ください。
最後まで読んでくださり有難うございました。
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