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草創期の父が、昔、信頼する幹部の方から指導されたこと。
「矛盾と矛盾の戦い」
組織の中で、先生の言われることと違う。
おかしい。
それは、選挙活動と信心活動の狭間で起きたことだった。
悩んだ父は、名だたる大幹部に次々と指導を受けたそうだ。
だが、納得のいく答えはもらえなかった。
そして最後に、当時、指導長をされていた高齢の幹部の方に行き当たった。
「矛盾と矛盾の戦いだよ。」
「おかしなこともあるだろう。学会といっても、全ての幹部が正しいとは限らない。」
「いつか、組織がおかしくなることもあるだろう。」
「それぞれの正義があり、何が真実で何が嘘なのか。何が正義で何が悪なのか。」
「わからなくなり、信心が嫌になることもあるだろう。」
「まさに矛盾と矛盾の戦いだ。」
「だが、これだけは言える。御本尊様だけは裏切らない。」
「最後は、組織でも何でもない。ただ自分対御本尊様。それ以外に何もない。」
「この一点さえ、しっかりしていれば良い。御本尊様だけは、絶対に手放してはいけないよ。」
組織内の歪みは、既に、そう、公明党が結成されたときから、少しずつ発生していたのかも知れない。
自分対御本尊様
その指導に、あえて、僕の想いを続ける。
組織でもない、先生でもない。
それは、目に映るもの、そこに真実はない。
組織というものも、先生というものも、君自身という眼で見たものに過ぎない。
なら、真実はどこにあるのか
それは、君自身の中にしかない。
信心も、君自身の中にしかない。
世界も、君自身の中にしかない。
折伏も、広宣流布も、全て、誰の為でもない。
君自身のため。
君の見る世界は、所詮は、君の生命でしかない。
そのことに気づかない限り、真実は見えない。
一念三千とは、そういうこと。
だからこそ、己心の生命に御本尊を見るということが大切なんだ。
その時、本当の世界の姿が見えるようになる。
法華経も御書も、そして今、起きていることも、見えるようになる。
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