「ヘイトスピーチ規制法」与党案がおかしいこれだけの理由

2010年1月24日の在特会新宿デモ photo Abasaa(PublicDomain)

 いよいよ「ヘイトスピーチ規制法」に関する国会での議論が本格化する。

 自民・公明両党は、ヘイトスピーチ規制法の与党案である「本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組みの推進に関する法案」を参院に上程した。

 この法案をまとめ上げた自民党内のワーキングチームの座長・平沢勝栄(衆・東京17)は「ヘイトスピーチを許さないというメッセージを出せた意味は大きい」と胸を張る。

ヘイトスピーチ抑止の法案了承 自公近く提出、罰則なし」(『共同通信』2015年4月5日)

 この与党案について最も詳細な解説を行っているのは、長尾敬(衆・比例近畿B)だろう。右翼団体・日本青年協議会のメンバーであった過去を公表し、その会長の椛島有三を今も「尊敬する」と公言する長尾は、与党ワーキングチームが法案をまとめ上げた当日の4月4日に「チャンネル桜」に出演。延々11分にわたり同法案の内容を解説した。

【長尾たかし】経過報告、与党提出「ヘイトスピーチ法案」の要点とは?[桜H28/4/4]

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