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「今日においても、まさしく国を破滅に追いやるような賊人が、決して少なくない。国籍は日本にありながら外国にこびへつらい外国のゆうなりになって、侵略を許し、いたずらに国内の内部分裂をはかる徒輩は、まさにこれにあたろう。さらに、テロ行為や、暴力をもって人心を攪乱するのも、これにあたる。さらに、日本を戦争にかりたてようとする徒輩もこれである。国土の生命力、衆生社会の生命力が弱まるところ、必ず、内部分裂しそれを利用して、ますます人心を動揺させ、おのれの利益追求に没頭する奸物が出ることは、いつの時代でも、いずれの社界でも、いずれの国でも同様である。これ、あたかも人間の生命力が弱まるところに蔓延する病原菌のごときものである。先にも述べたように、もし今後において日本の国が再び滅びるようなことがあれば、それは内部からもたらされるものである。所詮、日本の民衆が、真に、民主主義と平和と幸福を掲げて、強く有智の団結を人材の宝庫とし、他国に「日本を攻撃したら自分たちの損になる」という思想を徹底的にうえつけることが大切である。しかも、主体性のある、真に力強き外交を行い、行き詰る世界をリードしていく以外に、日本の安泰も、世界の平和も絶対にありえないと信ずる」
立正安国論講義(昭和41年)
<他国に「日本を攻撃したら自分たちの損になる」という思想を徹底的にうえつけることが大切である。>
先生の言われたソフトパワーの原点があるように思えます。
<日本にありながら外国にこびへつらい外国のゆうなりになって、侵略を許し、いたずらに国内の内部分裂をはかる徒輩は、まさにこれにあたろう。>
非常に重要な御指導ではないでしょうか。
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