7月11日投開票の参院選比例代表で民主党から立候補し落選した土田博和前参院議員の選挙運動員による選挙違反事件で、警視庁捜査2課は11日、選挙運動員だった横浜市神奈川区、会社社長、伊藤信明容疑者(56)を公職選挙法違反(買収)容疑で新たに逮捕した。同課は今月3日、運動員2人を同容疑で逮捕していた。
逮捕容疑は7月初旬、東京都千代田区の施設で、別の運動員の40代の女性に票のとりまとめを依頼し、報酬として現金7万円を渡した疑い。
土田氏は昨年10月の参院選静岡選挙区の補欠選挙で初当選。今回の参院選では、比例区で約5万2千票を獲得したが落選した。