香川の「美しいループ弾」好評価も…独紙「安全なパスばかり」という指摘【拡大】
地元メディア『WAZ』は、香川に「3」の及第点。後半から出場したムヒタリャンに単独最高点となる「2」を、ドゥルムには単独最低点となる「4.5」をつけた。香川のプレーについては、以下のように記されている。
「左サイドで姿を消すことが多すぎた。だが、後半開始直後に素晴らしい姿も見せている。ボールを浮かせてゴールを決めたプレーは見事としか言えない。3-2とするゴールを決めることもできたはずだが、フリーの状況でフェールマン相手に決め切れず。全体的に、後半の方が目立った」
得点よりも全体的なパフォーマンスを重視したのが、同じく地元メディアの『ルールナハリヒテン』。こちらは香川に「4」の厳しい評価だった。ゴールは「ファンタスティック」と評価しているものの、それ以外のプレーに問題があったと指摘している。
「小柄な日本人は、またしてもほとんど試合に入れず。中央でも、左サイドでドゥルムとのコンビネーションからも、見せ場をつくれなかった。前半は相手との競り合いで1度も勝てず、創造性がまったく見られないセーフティーなパスしか出していない。ハーフタイムの交代候補となっていたが、ライトナーとのワンツーから、どこからともなく1-0となるファンタスティックなループシュートを繰り出した」
トーマス・トゥヘル監督は、この試合における香川のプレーをどの視点で評価しているのだろうか。リバプール戦での起用法も気になるところだ。
(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)(Goal.com)