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【プロ野球】

原樹里、遠い1勝 4イニング6失点

2016年4月11日 紙面から

◇DeNA6−5ヤクルト

初回に3点を失い、うなだれながらベンチに戻るヤクルトの先発原樹(北田美和子撮影)

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 DeNAが今季初の連勝で5位に浮上。1回に井手の適時打と筒香の5号2ランで3点を奪い、4回にも3点を加えた。石田は6イニング2失点で今季初勝利。ヤクルトは終盤の反撃も及ばず2連敗で最下位に。新人の原樹は6失点で2敗目。

      ◇

 ヤクルトのドラフト1位・原樹は、3度目の挑戦も初勝利はお預け。4イニング、7安打、6失点はいずれも最短、ワーストだった。

 「初回が全て。(試合前)ブルペンで高津コーチから『興奮しすぎるな』と注意されていたが、戻すことができなかった」と、打者4人で3点を失った立ち上がりを悔やんだ。

 9回は1点差まで詰め寄っただけに、悔しさも募る。9敗のうち6敗が5回までに4失点以上と、先発陣の乱調が響いている。

 「やはり先発が大事。ゲーム終盤に競る展開まで持っていけていない。1点でしのぐ意識をもっと強く持たないと」

 最下位に転落し、真中監督の思いも切実だ。借金が5まで膨れあがったのは、昨年6月23日以来。ただ、裏を返せば昨季はそこから巻き返し、リーグ制覇に突っ走ったということだ。 (竹村和佳子)

 

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