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奈良県生駒市で２歳の長男を自宅でプラスチック製の衣装ケースに入れて死亡させたとして、３９歳の父親が殺人の疑いで警察に逮捕されました。警察によりますと、調べに対し「しつけのためだった」と供述しているということです。

１０日午後６時前、奈良県生駒市辻町のマンションに住む会社員の井上祐介容疑者（３９）から、長男で２歳の幸也くんがケースの中で倒れていると警察に通報がありました。警察官が駆けつけたところ、幸也くんがプラスチック製の衣装ケースの中でぐったりしているのが見つかり、病院に運ばれ治療を受けていましたが、１１日午前１時すぎに死亡しました。
警察は、井上容疑者（３９）が幸也くんをケースに入れたと認めたことなどから、殺人の疑いで逮捕しました。警察によりますと、「居間のテレビをたたいていたため、しつけのために２０分から３０分入れた。殺すつもりはなかった」と供述しているということです。警察は幸也くんの死因の特定を急ぐとともに、詳しいいきさつを調べています。