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 10日午後8時半ごろ、三重県鈴鹿市岡田2丁目の市道で中国人ツアー客の列に乗用車が突っ込み、30~50代の男女4人が肩の骨が折れるなどの重軽傷を負った。鈴鹿署は、運転していた同市平田東町、会社員崎久保貴行容疑者(29)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)容疑で現行犯逮捕した。

 署によると、現場は片側1車線の直線道路。ツアー客は近くの飲食店で食事をした後、計18人で歩いてホテルに帰る途中だった。4人は列の後方で路側帯を歩いていた時に後ろからはねられたという。崎久保容疑者は「ジュースを取ろうとして前をよく見ていなかった」と話しているという。