40代前半の私が今、スキンケアで重視していることは、「清浄と保湿」です。
肌の汚れを落とし清潔にして、乾燥を防ぐために肌の表面を保護する。
個人差はありますが、目立ったトラブルのない肌に対しては、この2つのアプローチさえきちんとしていれば、芸能人のような美肌ではないにせよ、少なくとも健康な肌を保てると思っています。
皮膚は排泄器官
昔、アロマテラピーサロンで働いていた時に、スキンケアの基礎知識を学ぶ機会がありました。
その時に知って一番驚いたことといえば、「皮膚は排泄器官」であるということ。
皮膚とは汗、皮脂、古い角質(垢)を排出するための器官であって、その三つが混じり合って皮脂膜となって肌を守っています。
スキンケアの役割というのは、その皮膚の最大の働きである「排泄」が上手くいくようにサポートすることである、という事実に、大変驚きました。
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それまで私が重視していたスキンケアというのは、いかに有効な成分の入ったものを肌に吸収させるかということでした。
しかしそれよりも大事なのは、まず埃、塵、メイクなどの汚れをきれいに落とし、肌が汗や皮脂などを排泄しやすい状態に整えてあげることだったのです。
そのことを知った後は、肌に対しては最低限の清浄と保湿を心がけるのみになりました。
1日のスキンケアの流れ
まず1日の始まりは、拭き取りのみ。
ダイソーの「酒しずく」を、無印良品の「はがして使えるコットン」を二つに分けてはがしたものに染み込ませて、肌を拭き取ります。
私は敏感肌寄りの乾燥肌ですが、酒しずくは刺激もなく安心して使っています。朝の洗顔をやめてから、乾燥がひどくなることがなくなりました。
そのあと、化粧水、保湿ジェル、日焼け止めを。
春夏は保湿ジェルを使っていますが、秋冬で乾燥が気になるときには乳液やクリームなど、油分の入っているものを伸ばします。
お風呂に入る前にクレンジングをします。クレンジングもジェルクレンジングで、油分のないものです。
化粧水、保湿ジェル、クレンジングは全て生協の宅配で手に入るもので、特別高価なものは使っていません。
お風呂では固形石けんを使って洗顔。石けん洗顔は夜のみです。
その後のお手入れは化粧水、シミケアクリーム(頬のみ)、保湿ジェルです。頬にぽつんとできたシミが少し気になるようになってきたので、とりあえず一本使い切るまで、クリームを試しています。
スペシャルケアも排泄重視
私は化粧水は大丈夫でも、シートタイプのフェイスマスクだとピリピリしてしまうことが多く、保湿のスペシャルケアはあまり向いていません。
ですので、肌がくすんできたな、と感じたら、保湿よりもクレンジングでスペシャルケアをするようにしています。
愛用しているのは日立のイオンクレンジング器、フェイスクリエ。
コットンをヘッドに取り付けて、「酒しずく」をひたひたになじませてスイッチオン。3分間、アラームが鳴るまでくるくると肌表面を滑らせていきます。
お手入れ後、コットンを見ると汚れがうっすらと目に見えます。肌を見るとくすみが取れて明るくなっているのがわかります。
今は子育て中でついつい忘れてしまうことも多いスペシャルケアですが、この、目に見える汚れ落ちがなんとも楽しみで、続けようという気にさせてくれます。
年齢相応の美しさでいい
雑誌やテレビCMなどで見る芸能人は、肌にシミもシワも何もなくて、輝くような白い肌。かくありたいと思わせてくれます。
化粧品に夢を見るのはそんな時です。
でも、日々時間を重ねていく自分と自分の肌を、あれが足りない、こうなってほしいと、失われゆくものばかりに目を向けてしまうのは、時間の使い方としてはちょっともったいないと思ったのです。
そんな中、勇気付けられたのは雑誌「MEKURU」で特集されていた、小泉今日子さん。押しも押されもせぬ芸能人、化粧品のCMにも出ていました。
だけれども、この特集記事では、彼女の自宅で、ヘアメイクをつけず、すっぴんで出ています。
眉が途中で無くなっていて、シワもある、ちょっと翳った横顔。
それでも、はっとするほどの存在感。
そうだよな、これが歳をとっていくということだよなと思いました。
若さを過剰に追い求めず、ただ肌を、できる限り清潔に、健康に保っていく。
年齢相応の美しさを叶えるために、必要最低限のお手入れをしていきたいと思います。
いつも応援ありがとうございます。
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