ペルー大統領選、ケイコ・フジモリ氏が首位 6月に決選投票へ
2016年04月11日 07:51 発信地:リマ/ペルー
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【4月11日 AFP】ペルー大統領選挙は10日、第1回投票が行われ、出口調査によると、虐殺などの罪で収監中のアルベルト・フジモリ(Alberto Fujimori)元大統領の長女ケイコ・フジモリ(Keiko Fujimori)氏(40)が首位となった。だが当選に必要な過半数の得票には至らず、6月に決選投票が行われる見込みとなった。
ケイコ氏の得票率は、イプソス(Ipsos)の出口調査では37.8%、CPIの出口調査では39.1%だった。
イプソスの調査では、中道右派のペドロ・パブロ・クチンスキー(Pedro Pablo Kuczynski)氏が20.9%、左派議員のベロニカ・メンドーサ(Veronika Mendoza)氏が20.3%で、事実上の2位タイにつけた。一方CPIの調査では、クチンスキー氏は19.7%で、18.8%のメンドーサ氏をわずかにリードしている。
間もなく発表される予定の公式開票結果で、両氏のどちらが6月5日の決選投票でケイコ氏と対決することになるのかが明らかになる見込みだ。(c)AFP
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