「世界で一番貧しい大統領」ムヒカ・ウルグアイ前大統領が来日

04/05 13:23
質素な暮らしぶりから、「世界で一番貧しい大統領」の愛称で、世界中から脚光を浴びた、ウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領が来日した。国連の環境会議でのスピーチが、絵本になるなど、日本でも人気のムヒカ前大統領が、どんなメッセージを発するのか、注目が集まっている。
ムヒカ前大統領は、「(日本へようこそ)(日本に来られて)人生に感謝します」と語った。
ムヒカ前大統領は、2015年3月までの5年間、ウルグアイの大統領を務め、在任中は、給料の大半を慈善事業などに寄付し、自宅の農場で質素に暮らす清貧ぶりが、国民に愛されてきた。
2012年には、国連主催の環境会議で、「貧乏な人とは、少ししか物を持っていない人ではなく、欲深く、いくら持っても満足しない人だ」などと、消費社会に対する疑問を投げかけ、その演説内容が、日本でも絵本になるなど、大きな反響を呼んでいる。
ムヒカ前大統領は、5日から8日間、日本に滞在し、東京都内の大学で講演などを行うほか、京都、広島などを訪問する予定。

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