2016年4月10日13時05分
■山尾志桜里・民進党政調会長
(TPPに関して)個別にやるべき対策は、(関連法案を)11本束ねて乱暴に国会審議に持っていくのではなく、その部分は切り離して先に成立させたらいかがか。
農業の体質強化にしっかり取り組まず、TPPの荒波の中に日本の農業を置いていくのはいかがなものか。安倍政権の発足以来、私たち(旧民主党政権)がやってきた戸別所得補償制度の大幅な縮小や、見せかけだけの農協改革という形で、農政が急激な変化にさらされている。それへの対応がなされていない。
経済連携は成長のために重要だが、国益を考えれば(TPPに)無条件に賛成と言うわけにはいかない。
自動車分野については米国が協定違反をしたときに、対抗措置は自動車以外の部分でするしかない。自動車(分野)の中で対抗手段が確保されておらず、あまりにも合意内容が不公平ではないか。向こうの条件をのまされているのではないか。(10日、NHKの討論番組で)
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