id:UDONCHAN です。皆様週末はいかがお過ごしでしょうか。この記事では野菜炒めを作っていたらフライパンが欲しくなったので買ったという話をします。物欲は罪深い。
写真は野菜炒めの様子です。独身男性は野菜炒めを作るものと相場が決まっています。ただ、僕の場合はどうしても水っぽくなってしまって敬遠してたんですけれど、健康状態が気になるお年頃になってきたのでやっていこうと言う運びになりました。
食材は主にもやしです。安くて正義。人参も仕事をします。椎茸はうま味担当です。豚肉はこのパックの半分くらいを使いました。
油はラードを使います。ラードとはつまり豚の脂です。肉の味がして便利。
まずは油だけの状態で塩を炒めます。すると油に味がついて、塩味を感じやすくなります。結果的に使用する塩分量を減らすことが出来ます。健康になれるかもしれません。
火の通りにくい食材から炒めていきます。具体的には豚肉と人参です。その後もやしを加えたら、垂らした醤油を焦がして風味をつけます。
しかしながら、どうしてもここで水っぽくなってしまいます。火力の問題でしょうか。200Vビルトインの電磁調理器ですから根本的にパワーが足りないとは考えにくいです。すると熱容量とか熱伝導率とかそういう問題な気がして来ます。
この問題、ずっとそんな気がしていたのですが、この解決のためのアプローチとして採れる手段が「調理器具の更改」しかないので日和っていました。何故か料理器具にお金をかけすぎると負けた気がするという脅迫観念があったからです。
料理ができる男はモテる曲線 pic.twitter.com/xyzkxHMRom
— そーめい (@soo_mei) 2016年4月8日
この強迫観念の正体がわかりやすく示された画像がtwitter上で公開されてましたので引用します。つまるところ高額な調理器具を導入することによって『え…(ドン引き)』のレベルに足を踏み込んでしまうのではないかという気がしていました。
そこで、友人のT氏(29歳既婚男性)にこの話をしたところ「お前はとっくにその領域に突入している」というお言葉を頂いたので鉄パンを購入する形になりました。気持ちになったのは言うまでもありません。
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電磁調理器でも使えそうなので、これを買うことにしました。
ふむー。どうやら日本製のようです。鉄鍋はある程度育てないと使い物にならないので育てていきます。
電磁調理器で空焚きすると高確率で底が歪むので徐々に加熱することにしました。とりあえず、100℃を目指そうという風にやっていったところ、本当に熱伝導率ということで説明がつくか自信がなくなる程度に高速で湯が沸きました。幸先が良いです。
とりあえず、くず野菜を炒めて育てるというのが一般的なようです。天ぷらをやるという手段も存在するようです。
一回育てたくらいだとこんなもんです。このままでは炒めものをやっていくのに堪えませんから、その後いくらかの焼き物等をやりました。そちらに関しては別の機会に報告します。
これは育てた結果で、今の様子です。野菜炒めが作れそうですね。若干怨念を感じる見た目ですけれど、まさかここまで結婚したい感じが鍋に現れるとは思いませんでした。なんだこれ。
食材です。もやしは安くて正義、人参は仕事をします。黒いやつは作りおきのおつまみキクラゲで緑のやつはピーマン。上のきのこは舞茸です。画面外に豚肉の細切れがあります。
わー
シャキシャキしてるのにちゃんと火が通っていて、しかも食後に皿の底に汁が溜まっていないのは感動があります。熱容量と熱伝導率は正義という感じの気持ちになりました。ところで、そうなってくるとガス火で銅鍋を使った場合はどうなってしまうのでしょうか。私気になります。
さて、いよいよ調理器具に金をかけ始めておよそ結婚から程遠い感じになってきました。既に手遅れかもしれませんが、軌道修正に遅すぎるということはないと思い、軽音楽サークルの後輩ちゃん(25歳独身女性)と↑の曲線について相談したところ、
まぁこれって料理は基本女がするものって前提で ちょっと料理できる男=料理手伝ってもらえそう、分担できそうだから助かる 料理めっちゃ上手い男=私の料理にケチつけられそうだから怖い って考えから来るものだと思うので、それぞれの役割分担次第な気がする
という、大変鋭い洞察を頂きました。後輩ちゃんに対して、そんなに美人なわけじゃないが腰と肘とハートでかろやかに撃ちふるう、という気持ちになりました。
気持ちになったので、「結婚しましょう」と言ったところ、
謹んでお断り
と言われました。気持ちになりました。明日からもお仕事がんばります。サンキューでした。