高層マンション敷地で小1女児死亡 43階から転落か

大阪・阿倍野区で10日、高層マンションの敷地に小学1年生の女の子が倒れているのが見つかり、病院で死亡が確認されました。女の子は今月、小学校に入学したばかりで、警察は住んでいた43階のベランダから転落したとみて調べています。
10日午後3時前、大阪・阿倍野区の43階建てのマンションに住む男性から「大きな音がして見に行ったらマンションの敷地に人が倒れていた」と消防に通報がありました。警察の調べによりますと、倒れていたのは最上階の43階に住む小学1年生の女の子で、病院に運ばれましたが、全身を強く打っていてまもなく死亡が確認されました。
警察によりますと、女の子は家族5人で暮らし、家族と一緒にDVDを見ていた時に席を立っていなくなり、母親が探しに行ったところ部屋の窓が開いていたということです。窓の外にはベランダがあり、1メートルほどの高さの柵があったということです。女の子は9日に小学校に入学したばかりで、特に変わった様子は見られなかったということです。
警察は女の子がベランダの柵を越えて転落したとみて、当時の状況を詳しく調べています。