大変なこともあるけれど、塾講師のアルバイトは楽しい

今回は学習塾(愛知県・みよし市)でアルバイトをしている、椙山女学園大学4年生の蓮井綾女さんにお話を伺いました。
--まず、このバイトを始めたきっかけはなんですか?
綾女「大学生になってバイトを始めようと思っていたんですが、実際にこのアルバイトに決めたのは消去法ですね。飲食系は接客しなければいけない、アパレル系は洋服代がかさむだろうし・・と。そして、最終的に今の塾講師のアルバイトに辿り着きました。塾バイトは時給が良かったというのも決め手だったかもしれないです。」
--消去法でバイトを探すのもありですね!では、このアルバイトを良かったことはありますか?
綾女「まずは職場の雰囲気が良いことです。講師はみんな生徒に対して真剣なので、自分も頑張れます。それと、生徒たちがとにかく可愛くて仕方ないんですよね!基本的に私は小中学生を受け持っているのですが、何てことない相談をしてくれたり、修学旅行のお土産を買ってきてくれたり、卒業する生徒が手紙を書いてくれたりするのがとっても嬉しいです!そして何より、そんな生徒たちの成長を隣で見させてもらえるのは貴重な経験だし、大学生の今だからできるバイトかなと思います。」
--塾講師バイトって他のアルバイトではできない体験がたくさんできそうですね!では、何か新しい発見はありましたか?
綾女「元々自分は人見知りだと思っていたんですけど、バイトをしていくうちに実は人見知りではないということ気付きました。バイトのおかげでいつの間にか克服していたのかもしれないですが・・。あとは、今どきの小中学生は何に関心があって、何に悩んでいるのかということも知りました。」
--塾では生徒とのコミュニケーションが大切ですもんね。では、このアルバイトで学んだことは何ですか?
綾女「コミュニケーション能力がついたと思います。そして、人に何かを教えることの難しさを知りました。最終的に生徒が自ら答えるようにしなければいけないのですが、それを導いていく指導がとても難しかったです。ただ解き方を説明するだけではダメなんですよね。その壁にぶつかったときは、何で分かってくれないんだろう・・と苦しかったです。そこから経験を積んで、それぞれの人に合った授業をする力が付いたと思います。
それを学んでからは日常生活でも、どうしたら自分の伝えたいことが人に伝えられるかを考えて発言するようになりました。」

--年下相手に分かるように授業するのって大変そうですね・・他に何か大変なことってありますか?
綾女「私はバイトとして働いているけれど、生徒からしたら社員さんもバイトも関係なく講師なんですよ。だから責任感はとてもあります。例えば、どこの学校を受験するかの相談を受けたときは、少しでもその子の人生がかかっていることに責任を感じました。あとは毎回スーツで出勤しなければいけないのがちょっと大変です・・」
--確かに毎回スーツは大変そうですね。では、このアルバイトをする上で大切にしていることは何かありますか?
綾女「生徒とは、近すぎず遠すぎずの距離感を保つようにしています。近すぎては授業が馴れ合いになってしまうし、遠すぎてもどんな生徒かを知ることが出来ません。そして、叱ることも大切だと考えています。」
--何だかもう本当に先生のようですね!では、このアルバイトはどんな人に向いていると思いますか?
綾女「一つのことに一生懸命になれる人だと思います。あとは子供が好きな人!」
--最後に、綾女さんは部活でもサークルでも活動されているみたいですが、それに加えアルバイトもするのは大変ではないですか?
綾女「部活・サークルとの両立は余裕だと思います。私の職場は日曜休みで、シフトは固定なので予定は組みやすいです。それにバイトの学業も優先してくれるので自分のテストのときでも無理をすることもありません。」
--ありがとうございました!

お話を伺っている中で、綾女さんは「大変なこともあるけれど、とにかくこのアルバイトは楽しいということを言いたい!」と何度もおっしゃっていました。
他方面での活動もしながら、アルバイトにやりがいを感じ自分に合った働き方ができている綾女さん、終始笑顔でお話してくださいました。
是非、みなさんも塾講師バイトを探してみてくださいね!
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