昨年の韓流生産誘発効果 前年比9.2%増=韓国報告書

【ソウル聯合ニュース】昨年の韓流による生産誘発効果は15兆6124億ウォン(1兆4600億円)で前年比9.2%増加した。大韓貿易投資振興公社(KOTRA)と韓国文化産業交流財団が10日、報告書を通じ発表した。

 韓流の年度別生産誘発効果は12年が13兆602億ウォン、13年が13兆8315億ウォン、14年が14兆2915億ウォンと年々増加している。

 昨年1年間で生産誘発効果が最も大きかった分野は、ゲーム(2兆7189億ウォン)で、次いで観光(2兆181億ウォン)だった。増加幅が最も大きかったのは前年比245.9%増の1740億ウォンを記録した映画だった。

 韓流による雇用誘発効果は11万2705人で、前年に比べ8.1%増加した。

 文化コンテンツ輸出効果は3兆2000億ウォンで、前年比13.4%増となった。

 世界29カ国・地域の8130人を対象に、消費者が体感する韓流の人気と成長可能性を示す指標の韓流指数を分析した結果、韓流の人気は依然、アジアを中心に高いことが分かった。

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