Bonjour à tous!;)
みなさんこんにちは!
文系ながら受験勉強で数学のおもしろさに目覚めたぷちゅうとです。
勉強ってめんどくさいですか?
なんでイヤイヤ勉強させられなきゃいけないの?
ぼくもある時期まではそう思っていました。
今日は、そんなあの頃のぼくと同じように「勉強なんてしたくない」「勉強なんてめんどくさいから拒否」と考えている全ての学生に、ぼくの率直な思いを伝えたいとの気持ちから皆さんに手紙を綴りましたので、是非読んで下さい。
勉強するやる気が湧かないあなたに伝えたい
イマイチ勉強する意欲が湧かないあなたへ
拝啓
陽春の候
花便りも伝わる今日この頃、皆さんお変わりございませんか。
新年度も始まり、新たな決意を胸に日々を過ごしている方も多いことと思います。
みなさん学生の仕事は「勉強することだ」などとはよく聞く言葉ではございますが、みなさんはそんな「仕事」に全力で向き合うことができているでしょうか。
「義務教育だから仕方がない」「いい人生送るために、いい会社に入るために必要」などと、渋々学校に来てはイヤイヤ勉強をする毎日を送ってはいませんか。
今日はそんな皆さんにぼくの率直な思いを伝えたいと思います。
「こいつ何言ってんだ」「頭おかしい」そう思われるかもしれません。
一向に構いません。思って下さって結構です。
みなさんがこの先何度もぶつかるであろう「どうしてわたしたちは勉強しなければならないのか」という疑問。その答えの選択肢の一つとして、今からぼくがお伝えすることを思い出してくれれば、それは大変幸せなことでございます。
みなさんにお伝えしたいことはたった一つだけ。それは
「勉強はしなければいけないものではありません。”したい”と思うものです。」
という言葉です。これは社会現象にもなったドラマ『女王の教室』からの一節でございますが、これに勝る表現というものに今まで出会ってきませんでしたので引用致しました。
勉強というものは決して”しなければいけない”ものではありません。
たとえ義務教育という課程が存在しているとしても、勉強がしたくないのであれば学校に行かなくてもいい。ぼくはそう考えています。
社会を生きる術は学校ではなくとも習得は可能であり、家庭で習得することだってできます。
しかし、もしあなたが「社会をもっとよく知りたい」「人生を善く生きるとは何なのか」、そうした類いの好奇心と出会ってしまったのならば、あなたの足は自然と学校へ向かうでしょう。
あるいは、日本という国では誰もが平等に一定の教育を受けることができます。そうした環境に恵まれ、両親や親族に高い授業料を払ってもらえることで学校に通うことができている、そんな境遇に感謝する気持ちで学校へ向かう人もいるでしょう。
そうした意思や気持ちがなければ、いくら勉強しても何の意味もありません。
あなたの目の前の先生や友達が語りかける言葉の全てが、右耳から左耳へと通り抜けるだけです。
それはきっとあなた自信のためにもなりません。
学校へ向けるエネルギーをもっと他のもの、例えば自分が熱中している趣味などに向ける方がはるかにいいと思います。
わたしたちが勉強する意味とはなんでしょうか。
「人生の幅を広げたい」「他人の役に立ちたい」「飽くなき知的好奇心の解決」。
正解なんてありません。
一人ひとりが思うように、”勉強”を利用すればいいんです。
勉強は目的ではありません。あくまでも目的へ向かう手段なのです。
なんの目的も持たずに、ただぼんやりと学校で日々を過ごしているのは非常にもったいないことです。
自分の頭で何も考えずただ周りに流されて、”これが正解だ”と教えられてきた”無難な”道を歩んでいるだけでは決して「やる気」など湧いてきません。
先生方の仕事はあなた方のやる気を「引き出すこと」ではなく、あなた方のやる気を「手助け」することなのです。そこを間違えてはいけません。
すなわち、勉強するための「やる気の出し方」などないというわけです。
あるとすれば自分の心の中で「なぜオレは勉強するんだ」、そう自問自答し続けることではないでしょうか。
世の中には、たとえ勉強がしたくてもそれが叶わない境遇に置かれている人が大勢います。
勉強はもちろん自分自身のためになりますが、それは、イヤイヤながらも学校に通えるそんな自分たちよりも恵まれない環境にいる彼らに代わって勉強をするということでもあります。
それを理解していれば、自分が勉強する”使命”もいくらか芽生えることでしょう。
偉そうに語ってきましたが、最後まで読んで頂きありがとうございます。
ぼくが書いてきたこともまた正解ではありません。
あくまでも選択肢の一つとして心に留めておいて頂きたく思います。
長くなってしまいましたが、みなさんの更なるご活躍と実り多き生活をお祈り申し上げて結びと致します。
敬具
A bientôt! :D
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