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9日、お笑いタレントのふかわりょうが自身のブログを更新し、日清食品の新CM中止についてつづっている。

投稿は、ビートたけしや矢口真里らが出演するカップヌードルの新CMを、日清食品が7日夜から中止した問題について言及している。CMの内容は、矢口や作曲家の新垣隆氏らが教員役で若者らに講義し、初代学長役のたけしが最後に「いまだ！バカやろう！（バカをやろう）」と呼びかけるものだ。

しかし、不倫騒動があった矢口が「二兎（にと）追う者は一兎も得ず」と熱弁し、ゴーストライター問題のあった新垣氏が、学生の後ろから二人羽織のようにしてピアノを弾くなどの内容に視聴者からクレームがあったようだ。日清食品は、同社のウェブサイト上に「ご不快な思いを感じさせる表現がありましたことを、深くお詫び申し上げます」との謝罪文を掲載した。

ふかわは「僕は、日清のCMが好きだ」と切り出し、「反対の声ばかりが目立って、表現の幅がどんどん狭くなっている昨今、とても価値のあるメッセージ」だと褒め称えた。

また、ふかわは「それぞれの感じ方があるから」といい、CM反対派を否定しないと断りを入れた上で、反対意見が通りやすい風潮を疑問視し、「いつだって、撒き散らされるのは、不満のほう」「賛成の声は、なかなかきこえてこない」と指摘した。

最後にふかわは「だから、僕は、あのCM、すごくいいと思う」とあらためて感想を述べ、　ブログを締めくくっている。

【関連リンク】
・ふかわりょうブログ

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