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Literally

雑食クリエイターによるライフハックブログ。web・デザイン・海外・アウトドアなどを題材にした記事を書いていきます。

誰とも会わずに稼ぐ、インターネットの副業の手法22つといくつかのTips

TIPS

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この記事では「インターネットで稼ぐ現実的な方法」を淡々と列挙していく。
決して、怪しげな情報商材の購入や、怪しげなメルマガへの登録を促したりはしない(「副業 インターネット」とググってヒットする多くのサイトは、たいてい参考にならず、いいカモにされるだけだ)。
また、時間対効果に見合わない方法も紹介しない。うまくいけば、時給換算5,000円や10,000円を越えるようなアイデアを紹介していく。

 

以下に当てはまるような方に是非読んでもらいたい。

  • 家に引きこもり、誰とも会わずに収益を得たい人
  • 会社に勤める傍ら副業で稼ぎを得て、リスクを最小限に転職や退職をしたい人
  • 家にいる時間が長い主婦・主夫で、空いている時間で稼ぎを得たい人

それでは早速、副業アイデアを挙げていく。

 

インターネットの副業手法ひたすら列挙していく

1.映像・音楽制作→YouTubeにアップ

ご存知の通り、再生前に流れる広告映像により、1PVあたり0.1〜0.5円くらいが収益として入る仕組み。YouTuberの真似をしてももう手遅れなので、徹底的にオリジナリティのある動画づくりをする必要がある。とはいえ、ペットの映像などの動物系は競争が激しくとも爆発的にPVが伸びることが多々あり。

 

2.教材動画制作→YouTubeにアップ

たとえばプログラミングが学べるドットインストールなど。PCの操作系であれば、画面キャプチャ+解説だけで、顔を写す必要はない。AdobeやOfficeなど多くのユーザーがいるソフトについてうまくレクチャーする動画を作れば人気がでそうだ(すでに多くの人が実行しているが)。また顔出しOKなら受験生向けに講義動画をアップロードしても良いだろう。

 

3.ゲーム実況→YouTubeにアップ

PewDiePie at PAX 2015www.flickr.com

ゲームプレイ画面(+自分の顔)を録画し、YouTubeにアップ。スウェーデン人のピューディパイさんが最も有名で、年収は1200万ドル(約14億円)という噂。ひたすら喋り続けるトーク力とユーモアが必要。

 

4.ブログ

誰でも簡単に始められて、やり方次第では高収益を得ることができる。シンプルに人を集め、広告を貼って収益をあげていく。ブログテーマやネタの考え方については最後にまとめて後述。

 

5.Webメディア 

ブログと重なる部分はあるが、テーマを決めて、日々情報を集め、定期的に提供し続ければそれはWebメディアやWebマガジンと言えるだろう。たとえば、海外の感動するTVCMを1日1本ピックアップし紹介するメディアなど。この場合、CM制作の背景や CMの評論を書き、YouTubeの動画を貼れば良い。高頻度の更新の中で、コンテンツのクオリティを保ち続けるのがむずかしいところ。

 

6. アフィリエイトサイト

専門サイトをつくり、そこに広告をベタベタと貼る手法。王道でいうと、ダイエット、クレジットカード、家電製品、経理用ソフト、など。ダイエットでいえば、「痩せる方法を全部まとめます!」というサイトをつくり、「こんなダイエット方法は効果ありませんよ。今流行なのは◯◯が含まれたこのサプリメントを飲む方法です!」と広告に誘導する。

 

7.noteで有料コンテンツを配信

イケダハヤトやホリエモン等著名人に加えて、ブロガーたちの間でも流行っているnote。誰でも文章や漫画、写真、イラストなどのコンテンツを有料で販売することができる。ツイッターやブログなどである程度フォロワーや読者がついているのであれば「ブログでは書けない◯◯の方法 500円」のような記事をnoteで販売すれば儲かる。インターネット上での知名度が重要。

 

8.メルマガ

noteにその地位を取られつつあるが未だに健在。たとえば月額850円程のホリエモンの有料メルマガの会員数は1.5万人程らしく、そのうち500円がホリエモンの元に入っているとすれば月収750万。年収にすれば9,000万くらいになる。ただし知名度やネット上でのブランドが必要。今はじめるならnoteの方が良いだろう。

また無料のメルマガであっても広告をバンバンのせたメールを送りまくれば、結構収益は上がるようだ。極端な話、迷惑メールと同じわけだから人としてどうかとは思うが。よくあるのが無料サービスの利用登録の際にメールアドレスを登録させて、スパムメールを送りまくるという手法。

 

9.LINEスタンプ 

誰でも簡単につくれるため敵も多い(既に飽和状態になりつつある)。とはいえ、本当に面白いスタンプをリリースすれば何百万円と儲かる可能性はある。アイデア次第。人気スタンプをチェックして、どういうものがウケるのか分析するのも良いだろう。

LINE - クリエイターズスタンプ

 

10.写真販売

綺麗な写真や、加工しやすい写真を撮って素材として売る。もし既存の写真素材サイトで自分の写真を得るのであればPIXTAなどを利用すれば良いだろう。厳しい審査があるが、売れ出せば1枚500円などと収益が入ってくる。また、個人で売るのも良いだろう。Gumroadを使ってファイルをパッケージにして販売しても良いだろうし、noteにアップロードして販売しても良いだろう。無料写真素材サイトを作って、人を集め、広告で収益をあげるという手もある。

 

11.アプリ制作

iPhoneアプリやAndroidアプリなど。Swift(iPhoneの場合)などのプログラミング言語を覚える必要があるが、自分の好きなプロダクトをつくり、それが世の中に広く受け入れられたときの喜びはたまらない。収益の上げ方は広告を貼ったり、アプリ内課金をしたり、そもそも有料アプリにしたり様々。AppStoreやPlayStoreのダウンロードランキングの上位に入れば驚くほどの収益が入る。

とはいえ、最近では長期間入るアプリは、個人によるものより企業によるもののほうが多い。理由は単純。個人ではアイデアで一時的にヒットさせることができても、長期的に楽しさや便利さを提供できるアプリの場合 、企業が大きなリソーセスを投入して参入してくるからだ。そりゃ、よいデザイナーとプランナーを雇って、メンテナンスもきっちりとやってくれる企業運営のアプリのほうがみんな使いたいのは当然。

 

12.SNSでフォロワーを集める

フォロワーを膨大に集めれば収益の上げ方はいくらでもある。Twitterならアフィリエイト広告をしれっと流す。InstagramでもTumblr同じことができるし、Instaprintsという投稿写真をスマホケースやクッションにして販売することもできる。Instagramではブランドの服やアイテム、車などの写真を投稿し、企業からお金をもらうというケースも結構多いようだ。

Instagramに1回写真を投稿するだけで180万円を稼ぎ出す22歳がいた・・・ | Monkey

 

13.オリジナルプロダクト販売

今ではデザインをネット上でアップするだけで、オリジナルTシャツやスマホカバーが販売できるWebサービスがいくつもある。デザインやイラストができる人はアイデア次第で大ヒットさせられる可能性あり。

DMM.makeで3Dプリンターで自分のロマンを目一杯詰め込んだ雑貨を作ることなんかもできる。またDIYしたインテリア雑貨、手作りのペット用グッズや折り紙アートなどを世界中に向けて販売すれば大ヒットする可能性はある。超ニッチな用途であっても、世界中には実に色んな人がいるのだ。

 

14.ライターやデザイン、翻訳などの仕事を請負う

クラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスを使えば、ライター業やデザイン業が簡単に始められる。現状わりに合うような仕事は少ないので注意。またココナラで「キャッチコピー考えます!」「悩み相談のります!」などを500円で引き受けることもできる。

 

15.デザインテンプレート制作

デザインの知識がいるが、1度つくればあとは稀にメンテナンスするだけで収入が入ってくるようになる。HTMLでもWordPressでもTumblrでもクオリティの高いテンプレートを作れば『ThemeForest』や『TemplateSOLD』 などのサービスで販売できる。

 

16.素材配布サイト運営

 無料のイラスト素材や写真素材、背景素材(布などをスキャン)などを配布。サイトに広告を貼っておき、人を集めて広告収入を得る。今だと味のあるイラストの無料配布がアツイと個人的には考えている(単純に需要>供給のため)。「無料イラスト かわいいフリー素材集 いらすとや」のようなサイトは今後増えて行くだろう。

 

17.海外のコンテンツを邦訳して配布

日本においては、英語が堪能というだけで無数のビジネスチャンスがある。許可をもらった上で海外でヒットしているコンテンツを日本語訳して配布。著作権には気を付けなければならないが、まだ開拓の余地がある分野。

 

18.YouTubeやPodcastのコンテンツを文字起こし

ログミー」のように文字起こしコンテンツを公開。人を集めて広告で収益を挙げる。現状、動画は通信容量の問題(モバイル7Gb制限や通信速度の遅さ)から、テキストのコンテンツを欲している人は多くいる。

 

19.オリジナルガイドブックをつくり販売

最近は、初期費用0円本を販売することができたりする。注文が入ったときにオンデマンドで製本というもの。もちろん大量に印刷するより効率は悪いが、リスクがないのは良い。たとえば渋谷を徹底解剖して、お店から観光地まで現地民のみぞ知るスポットをまとめたガイドブックをつくる。スマホでストレスフリーに見れるモバイルガイドブック分野はまだまだ開拓の余地あり。

 

20.小説を書く

書いたものは、自作小説サイトに投稿しても良いし、電子書籍で配布しても良いし、noteで一部有料で投稿しても良いし、ブログで連載のようにアップしていっても良い。本当に良い小説がかければ人は自然と集まり、マネタイズの方法はどれだけでもある。今では作家志望の人は出版社に頼るより、自分でサイトを作り投稿していったほうが効率的でヒットしやすいだろう。

 

21.オンラインショップ/オークション販売

安く仕入れて高く売る。ヤフオクやeBay、Amazonなど大手のサービスを使っても良いだろうし、自分でショッピングサイトを作っても良いだろう。副業として有名なのは「せどり」や「輸入ビジネス」。なるべく短時間の作業で高収益をあげるためのポイントは、ネットにほとんど売られていないようなものを仕入れること。また英語ができるのであれば、海外のEbayやAmazonなどのマーケットを調べて、あまり売られていない日本のアニメグッズやマニアックなものを売ると良い。

 

22.NAVERまとめ

ブログと類似するが、より初心者向けで、誰でも始められるのがNAVERまとめの記事作成。どれだけ多くの人に記事を読んでもらえたかに応じて報酬が入る。オリジナルブログをつくり運営することと比べたNAVERまとめのメリットは(1)基本的に他の記事の引用で構成するため、オリジナルコンテンツを作るスキルはあまり必要ないこと(2)登録して1発目の記事であっても面白ければ大ヒットする可能性があること(3)NAVERまとめのSEOはなかなか強く(Googleの検索結果の上のほうに表示されやすい)うまくやれば放置していても継続的に収入が入ること、などが挙げられる。一方でデメリットとして大ヒット記事を連発したとしてもSEOはNAVERまとめサイトに還元されるだけで積み重ねがない(ブログならヒット記事を連発すれば、次の記事もヒットしやすくなる。理由は割愛)(2)報酬レートが決まっているため、大ヒット記事を連発して書くことができる人からすると割に合わない。 

 

アイデアを考える前にまず知っておくべきこと

ここまでアイデアを列挙してきたが、そもそもインターネットで収入を得るために持つべき基本スタンスを書いておく。
インターネットで稼ぎたいと思い立ったときに、まず考えるべきことは「どうやって多くの人を集めるか」ということだ。人が集まればマネタイズは簡単で、誰だってググって情報収集すれば、1時間で収益をあげるためのシステムを作り上げることができる。逆にいくらアフィリエイト広告などのマネタイズノウハウに詳しくとも、人を集められるようなコンテンツやサービスを生み出すことができなければ、いつまで経っても「労働時間相応の報酬」の枠を越えられない。まずはお金のことは一旦忘れて、いかに「多くの人」に見てもらうかを頭をフル回転させて考えてみよう。

 

まず、自分に特别のスキルや、特别な経験・知識がある人はそれを活かさない手はない。それがユニークであればあるほど、大きな強みになる。たとえば、スペイン語が得意なら初心者向けにスペイン語の勉強方法を紹介するWebサイトを作ってみよう。(Webの専門知識がなくても簡単にオリジナルサイトができる。ブログ形式ならさらに簡単だ。はてなブログやライブドアブログに登録すれば30分で自分のオリジナルブログができる)。

車好きならおすすめの車を紹介するWebサイト、旅好きなら旅のコツ、雑貨好きなら世界中の雑貨を紹介するサイトをつくれば楽しんで運営ができるだろう。また自分の働いていた業界ネタも良い。マイナスの経験であってもそれは貴重なネタになる。病気完治までの道のり、薄毛治療の話し…。珍しい持病を患っているなら、そのコンプレックスを吐き出しつつ、克服するための匿名ブログを始めれば良い。多くの人に希望を与え、自分もに楽になるかもしれない。


絵を描くのがうまいなら、1枚の画像にまとまる4コマ漫画や、Gifアニメ、LINEスタンプを作ってみよう。誰もがスマホを持つようになった今の世の中では、味のあるイラストをさらさらと描けることは何よりの強みだ。スマホを使っているとどうしても注意力散漫になりがちだが、イラストなら短時間で伝わりやすいからだ。

逆にスキルや特別な経験なしでできることは参入障壁が低く、競争相手が多い。数の問題だけではない。そこには、その海での闘い方を知り尽くした認知度が高いベテランがひしめいている。中には知名度を上げ、多くの人の信頼を得て、圧倒的な地位を確立している者もいる(たとえは、YouTuberを今更始めて、ヒカキンやはじめしゃちょーの真似ごとをしたところで、ヒカキンの動画でなくあなたの動画を見る意義は全くないのだ)。
コンテンツ提供力が同等の競争相手が多数いる場合、正当な勝ち方は大きく分けて3パターンだ。

  • 根本的なアイデアで差別化する
  •  他よりたっぷりと時間をかけてユーザーにもっとも満足してもらうものを作る
  • 誰よりも考え抜き、効率的に人を集めたり、効率的にコンテンツをつくる

そういう意味でいえば、たとえば競争相手がごまんといるブログ運営をしようと考えたとき、他の人より秀でたスキル、知識、特別な経験、感受性、周辺環境がないのであれば、他の人と同じようなブログを運営していてはいけない。逆に上述の3つのどれかを満たすようにすれば、成功率は高くなるだろう。

 

サイトに人が集まればマネタイズは簡単だ。
GoogleAdsenseやAmazonアソシエイトのような広告サービスは1時間ちょっとあれば申請・導入できる。そして、人が集まれば、電子書籍やグッズを販売してもなにをしても収益があがる。自分のWebサービスやアプリ、Webサイトに人が集まるということは、現実世界で言えばショッピングモールに人が集まっているのと同じで、どれだけでもビジネスのしようがあるのだ。

 

最後に

「副業 インターネット」と検索すると「FXでこんだけ稼いだ!バイナリーオプションでこんだけ稼いだ!」のような謳い文句の記事ばかりヒットする。「僕/私と同じやり方をすれば簡単に儲けられます」のような胡散臭いものには軽々しく飛び付かないほうが良い。株でもFXでも知識も経験もなく、ネットに書かれていることを鵜呑みにして成功し続けられる可能性は限りなく低い。では、なぜインターネットで調べるとFXやバイナリーオプションが、さぞ簡単に儲かるかのようにプッシュされまくっているのか。理由は単純、そのサイトの広告を通してFXサービスなどに登録するとサイト主にインセンティブ料金が入る仕組みになっているからだ。

何をすれば良いか分からない方には、まず下の事実を強く意識すると良いだろう。

インターネットのコンテンツはほぼ全て、なんらかの形で収益をあげている

つまり、今後あなたがインターネットでみるサイトは全て何らかの形で収益をあげているということだ。その収益構造を理解するように努めよう。それが分かれば、段々と自分はどんなビジネスができるのか、どの分野に参入の余地があるか、どの分野が合理化の余地があるか、分かってくるだろう。