写真・図版インド南部ケララ州パラブールのヒンドゥー教寺院で１０日にあった爆発と火災で、壊れた建物の周りに集まる当局者や見物客ら＝ＡＦＰ時事

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　インド南部ケララ州パラブールのヒンドゥー教寺院で１０日未明、祭礼で打ち上げられていた花火が引火して爆発、炎上。複数の地元メディアによると少なくとも１０２人が死亡、３５０人がけがをした。

　寺院では例年、この時期の祭礼で大規模な花火の打ち上げを行っており、発火当時は周囲に多数の市民が集まっていたという。

　一方、今年の祭礼では、寺院側からの花火打ち上げ許可申請を、安全上の懸念などから地元当局が却下していたといい、警察が捜査を始めた。負傷者に対応するため、政府は軍に動員を命令。モディ首相も慰問のためニューデリーから現地に向かった。（ニューデリー＝貫洞欣寛）

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