【巨人】ギャレ、20打席音無し!勝てたのに…あと一本出ず3併殺

2016年4月10日6時0分  スポーツ報知
  • 8回1死満塁、二塁併殺打に倒れ天を仰ぐギャレット

 ◆中日0―0巨人=延長12回規定により引き分け=(9日・ナゴヤドーム)

 左翼スタンドの歓声は、大きなため息に変わった。0―0の8回1死満塁。ギャレットは、代わったばかりの岩瀬の、外角へ逃げていくスライダーに手を出した。二―遊―一と送球が渡り、4番打者は思わず天を仰いだ。

 「スライダーは頭にあった。ゴロを打たないように、引っかけないようにと思っていた中で、ああいう形になってしまった」。1死から相手2番手・田島が3連続四球を出したことで巡ってきた先制チャンスは、二ゴロ併殺打で消えた。

 3月27日のヤクルト戦(東京D)から3戦連発をマークするなど好スタートを切ったが、5日の阪神戦からこれで、20打席ノーヒット。「長いシーズンで見れば、結果が出ない時もある。練習では悪くないし、ボールも見えている。考えすぎず、積極的にストライクを打つ心理で打席に立ちたい」とギャレ砲。内田打撃コーチも「試合の中で自分で調整していくしかない。フォームどうこうではなく、タイミングの問題」と説明するが、この試合に限っては痛恨の凡打となった。

 2回1死一塁では小林誠が三ゴロ併殺打、9回1死一塁では、代走・鈴木を送った直後に村田が二ゴロ併殺打。ともに初球を打ちに行って、倒れた。投手陣の踏ん張りでドローに持ち込んだが、勝ちを拾えるチャンスはあった。高橋監督は「いくら中軸でも、いつも打つのは難しい」と前置きしながらも、「こういうゲームの中で、中軸に何とかしてほしいなとは思います。(岩瀬?)競った試合では、そういう投手から点を取らないといけない」と注文した。

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