インドのヒンズー教寺院で火災 80人以上死亡

インドのヒンズー教寺院で火災 80人以上死亡
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インド南部にあるヒンズー教の寺院で花火や爆竹を使って祭りが行われている最中に火災が起き、これまでに80人以上が死亡しました。
インド南部ケララ州のコッラムにあるヒンズー教の寺院で、現地時間の10日午前3時すぎ爆発音とともに火災が起き、一部の建物が崩れました。
地元警察の幹部によりますと、これまでに87人が死亡、およそ350人がけがをしたということです。この寺院では未明から花火や爆竹を使って祭りが行われている最中で、敷地内には見物のため、地元の住民や観光客などおよそ1万人が集まっていたということです。
警察によりますと敷地内に積まれていた花火に引火したとみられ、爆発の音が1キロ以上離れた場所でも聞こえたということです。
チェンナイにある日本総領事館によりますと、今のところ、日本人が巻き込まれたという情報は入っていないということです。
警察では寺院が祭りで大量の花火を使うために必要な許可や安全対策を取っていたかどうか調べています。
インドではヒンズー教の祭りなどに合わせて花火や爆竹が使われることが多く、事故も相次いでいます。