【DeNA】ロペス祭り!今季1号からビックリ球団助っ人史上初3連発
2016年4月10日6時0分 スポーツ報知
◆DeNA10―5ヤクルト(9日・横浜)
歴史が動いた。3点リードの7回先頭、それまで2打席連発のロペスは松岡の133キロを無心で振り抜いた。高く舞い上がった打球は左翼席最前列に飛び込んだ。外国人選手では球団史上初の3打席連続アーチ。「狙っていたわけではないけど、うまく風に乗ってくれた」。チームカラーのブルーに埋まったスタンドが揺れた。
4回には勝ち越しの左越え2ラン、5回にも左翼へ3ランを放った。ここまで全試合に「3番」で先発しながら本塁打、打点ともにゼロだった男が3安打6打点の大暴れ。リフレッシュの意味も込めて「5番」で起用したラミレス采配がズバリ決まった。「(5番は)昨季までやっていた打順。重圧を感じずに打てたし、その(打順変更の)効果はあったかな」と笑った。
8日の試合後、指揮官に呼び出された。そこでの“ラミの教え”を頭に入れながら、打席の映像を確認。「体が開いている感覚があったので、直すことを意識して臨んだ」試合で、即結果を出した。どんなに不振でも早出練習を欠かさず、ロッカーでは負けの込むチームを歌や踊りで奮い立たせてきた助っ人について、自身も現役時代に3打席連発の経験があるラミレス監督は「誰もができることではない。この3本で大きく目を覚ましてくれたと思う」と目を細めた。
チームは今季最多の14安打10得点。先発全員安打の猛攻で引き分けを挟む連敗を5で止めた。「今日で調子も戻った。シーズンは長いし、まだまだ頑張っていきたい」とお目覚めの背番号2が、最下位からの反撃を誓った。(中村 晃大)