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遭難16歳高校生、無事救助

 9日に富士山に単独で登り、山梨側の7合目付近で遭難した東京都江戸川区の高校2年の男子生徒(16)が10日朝、山梨県警ヘリ「はやて」によって無事救助された。県警富士吉田署によると、目立ったけがはなく、元気だという。

 県警が10日早朝から地上の山岳救助隊と、ヘリで捜索を開始。同日午前6時半ごろに、ヘリが7合目付近の登山道にいた生徒を発見し、救助した。同県富士河口湖町内の病院に搬送したが、体調に問題はないという。

 同署によると、生徒は9日、吉田口登山道から登山を開始。日没で身動きが取れなくなって母親を通じて県警に通報。その場で動かないようにして一夜を明かしたという。救助された生徒は登山計画書は提出しておらず、同署に「日帰りのつもりだった」と説明。7合目付近は雪に覆われているが、履いていたのは、登山靴ではなく長靴だった。同署は「登山経験がなく冬の富士山に単独で登ることは危険」と注意したという。【藤河匠】

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