メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

桃田の強化指定辞退…五輪派遣見送りへ

記者会見するNTT東日本バドミントン部の桃田賢斗選手(手前)。奥は涙を流す田児賢一選手=東京都千代田区で2016年4月8日午後3時51分、森田剛史撮影

 日本バドミントン協会が違法カジノ店で賭博をした男子日本代表の桃田賢斗選手(21)=NTT東日本=の五輪強化指定選手の辞退届を日本オリンピック委員会(JOC)に提出したことが9日、関係者の話でわかった。協会は10日に東京都内で開く緊急理事会で桃田選手のリオデジャネイロ五輪への派遣見送りを決める方針。

 五輪強化指定選手を外れると、国の出資金などの運用益とサッカーくじ「toto」の収益金を財源にした日本スポーツ振興センター(JSC)の「アスリート助成」の交付対象から外れる。

 年間最大額は240万円で、桃田選手は2013〜15年度で計180万円の助成を受けていた。賭博を誘った12年ロンドン五輪代表の田児賢一選手(26)=同=は1月に五輪強化指定選手から外れているが、13〜14年度は計360万円の助成を受けた。

 協会は銭谷欽治専務理事らが9日、東京都内で桃田選手らの所属するNTT東日本から調査報告を受けた。協会は報告内容をもとに理事会で、桃田、田児両選手に加え、8日に賭博をしたことが判明した日本B代表の古賀輝選手(22)=同=の3人の処分を諮る。NTT東日本は調査が継続中で、週明けにも社内規定に基づき選手と男子バドミントン部の処分を決める。【藤野智成】

あわせて読みたい

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 富士山 厳寒、16歳SOS…登山経験なし、冬山装備なし
  2. 米大統領選 民主サンダース氏制す 3月下旬以降7勝目
  3. 峯岸みなみ たかみな“後追い”卒業!?「そろそろ覚悟しなきゃ」
  4. 風見しんご 心の傷癒えず 13歳次女「1人でコンビニにも…」
  5. 富士山 遭難16歳高校生、無事救助

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

[PR]