3冠王者・宮原 諏訪魔の猛批判をクールに返答
2016年04月09日 16時00分
全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・宮原健斗(27)が8日、暴走男・諏訪魔(39)からの猛批判に対して、クールに返答した。
右アキレス腱の完全断裂で長期欠場中の前王者からは「勘違いが完成された。ビジョンがない屁理屈ばかり言ってる」と痛烈な言葉を投げつけられた(本紙既報)。
だが宮原は「小学生の時も女の子から脚光を浴びれば『もてる』と勘違いし、男の子が集まれば『リーダーシップ取れるのかな』って勘違いしていた。母親から『勘違いが激しいから、地に足つけて生活しなさい』と言われながら大人になった。プロレスラーたるもの勘違いしてなんぼ。見えている視野が違うんじゃないですか」と意に介す様子はない。
むしろリハビリ中の諏訪魔の身を案じ「ビジョンはあなたに見せるものじゃない。『欠場中に何言ってんだ、お前?』って言うのはありきたりな感じですけど、早くベストな状態に戻れるように頑張ってください。ボクからのエールです。レスラーって個人商売ですから、同じ目線で話すつもりはない」と舌戦に付き合うそぶりすら見せなかった。
この日は春の祭典「チャンピオン・カーニバル」(9日、東京・後楽園ホールで開幕)の全体会見が都内で行われ、出場全14選手が集合。秋山準、関本大介、大森隆男、崔領二の口から次々と3冠取り発言が飛び出しても「ボクの進化は日々、止まっていない。このプロレス業界一、大きなイベントで優勝して、もっともっと有名になりたい」と決意を込めた。
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