【BOX】パッキャオ「最高の戦いを」日本時間9日引退試合

2016年4月10日6時0分  スポーツ報知
  • ポーズをとるパッキャオ(左)とブラッドリー(共同)

 プロボクシング史上2人目の世界6階級制覇を果たしたパッキャオの引退試合の前日計量が8日(日本時間9日)に米ラスベガスで行われ、対戦相手の前WBO世界ウエルター級王者ブラッドリーとともに1回でパスした。パッキャオが65・9キロ、ブラッドリーは66・4キロだった。

 両選手は過去1勝1敗。母国・フィリピンで立候補した上院選を5月に控える国民的英雄のパッキャオは「自分にもフィリピンにも大一番。最高の戦いを見せたい」とラストマッチへ穏やかな表情で話した。一方のブラッドリーは「過去の自分とは違う。別の戦略を練っている」と勝利に自信を示した。

 パッキャオは昨年5月の世界5階級王者フロイド・メイウェザー(米国)との「世紀の一戦」以来、約1年ぶりの試合。対戦成績が五分のブラッドリーに完全決着をつけ、“アジアの奇跡”が有終の美を飾る。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
ボクシング
今日のスポーツ報知(東京版)