こにちは!最近京都ネタばかりです。旅行するとネタがたくさん増えて、ブログが書きやすいですねw 京都観光をした時の記事はこちらから↓
はじめに;京都で買いたいお土産って何だろう
お土産って「友人・知人・家族へのお土産」と「自分へのお土産」に大別されると思うんですけど、前者は買わなきゃいけない人(職場とかね)が決まっているので選びやすいのですが、後者の「自分へのお土産」って、私は基本的には買わない派です。食欲はあるけど物欲はあまりないので、家に残るものは買わず、食べて美味しいものを買うのが関の山。アクセサリーとか衣服類とかは買ったことがほぼありません。
ただ、最近は一人旅ではなく家族旅行、妻と一緒に旅行にいくことが多くなっています。以前にトルコ旅行にいったのですが、妻が現地でキリム(という名の絨毯の一種)を買っていた時は、心底びっくりした。かさばるのに、なぜここで買う?日本で売ってんじゃん?と口に出してしまって、現地で喧嘩してしまったけど((;´・ω・)反省)、旅で出会った素敵なものを持ち帰りたい、という気持ちは今ではわかります。旅での出会いは一期一会ですし、買わないと一生後悔するような思い出の品ってあるんですよね。
久々に自分に買った京都のお土産
そんな私ですが、今回の京都旅行で「これはいい!」と思って、久々に買いたくなり自分へ買ったものがありました。それが「一保堂茶舗 抹茶スターターセット」です。その名も「はじめの一保堂」(絶対販売者がこの名前思いついたときドヤ顔してると思う)
オンラインショップでも購入出来るようなのでリンク張ります。
抹茶スターターセットはじめの一保堂 - 一保堂茶舗オンラインショップ
内容ですが、ハードルが高いと思われがちな「抹茶」を家で楽しむため、必要な最低限の道具とHow to を記載した説明書が入っているとのこと。お湯を用意するだけで抹茶が楽しめる、なんていう文句は素敵じゃないですか。
お湯さえ沸かせば抹茶が楽しめるスターターキット。
抹茶は、急須で淹れる玉露・煎茶・番茶と比べると専用の道具を使う分、特別感があるようです。
普段抹茶に馴染みの無い方からすると、抹茶を楽しむためにどうすれば良いのか、また道具はどこへ行けば求められるのか皆目検討がつかない世界。日本茶専門店の一保堂としては、抹茶もお茶の一つ、気軽にまずは抹茶を知ってもらいたいなという思いで 抹茶スターターセットをご用意しました。
初めての抹茶が一保堂であれば嬉しいなという気持ちから付けた名前は『はじめの一保堂』。抹茶の点て方、道具の扱い方をまとめた「栞(日/英語併記)」、初めての方でも扱いやすい「80本立茶筌」、静電気の影響を受けにくく抹茶がすくいやすい「茶杓」、シンプルな白色の「茶碗」、甘さと渋さのバランスがちょうど良い抹茶「金毛の昔20g缶 ※表千家御好」を箱の中に詰めました。お湯さえご準備くだされば、すぐに抹茶が楽しめます。
京都でお土産として茶葉は何度も購入したことがありましたが、抹茶は購入したことがなかったです。だって飲み方わからんし(;´・ω・)今までも安い抹茶を買って抹茶オレを作ったこともありますが、京都で買う高級な抹茶で抹茶オレを作る気にもならないし。
というわけで抹茶を飲む機会に乏しかったのですが、茶の美味さはもっと日常に取り入れたいな、と思っていた私にこの商品がぴったりで、見つけた瞬間すんなり買うことにしました。日頃物欲がない分、ほしいものが見つかると買うまでは早い。
さて、一保堂の店舗で、とってもダンディーな紳士に接客頂きました。ああいう年の重ね方をしたい。
私「すみません、こちら頂きたいのですが・・・」
(´・ω・)「ありがとうございます。ご自宅用でしょうか?ご贈答用でしょうか?」
私「自宅用です。抹茶を呑んでみたくなりまして」
(´・ω・)「ありがとうございます、それでは簡単にご説明いたしますと・・」
・ 抹茶は缶の中にある袋から開けたら、袋のまま、湿気ないようにしっかり縛っていれるということ
・ 大体ひとつの缶(20g入っている場合)は2~3週間を目安に飲み切ってほしいということ
・ スターターセットに入っている抹茶は中ランクのものということ
・ 器は使用していく内に、色に変化が出てくるということ
等など、親切に教えてくれました。「若い男性の方がお茶に興味をもって頂けると嬉しいですね」とさらりと言ってくれ、なんだか嬉しかったです。惚れる。
開封の儀
なんかこれだけ見ると、お経みたいな包み紙(;´・ω・)
箱がかわいい
アイコン化されている、お茶にまつわるもろもろ。お茶の花もありますね。
開封。どうしてもさっきから幕之内一歩が頭をちらつく。妻に言ってみたら「何それ?」だってさ・・・。
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抹茶の点て方が丁寧に解説されとる。日英併記これ、難しいと思うんですが・・・山一杯と半分。およそ2gとか言われると、2g測りたくなるけど、2gを測るスケールとかうちにない(;´・ω・)
これならわかりやすい。イラストで目盛りあるし。・・・ただ、これって高さが3分の1であって、容量でいうと6分の1くらいですよね。外人が「It is about 1/3 full.」を読んだら、容量の3分の1まで入れちゃわないか心配。
これわかりやすい。茶碗の中でmを描くように・・・
あとかたづけについての補足もあり。こういうの助かります。
付録もしっかり。茶筅って消耗品なんですね。
布巾もついてる。ただ、これは使い方の中に使い道が書いてなかったからいつ使うんかわからなかった。家に布巾くらいあるし(;´・ω・)
実物とご対面
入っている抹茶は「金毛の昔」
ダンディーな紳士の言っていた通り、上は4000円から下は500円まであるので、確かに真ん中品質。ちなみにスターターセットにいれる抹茶は差額を払えば変更が可能らしいです。抹茶は缶の中に袋がさらに入っている。
茶筅。人生で初めて触りました
ふわー繊細・・・。こんなに竹を細く割けるんですね。
なんかたわんたわんしていて、触っているとたのしい
奈良県は高山というところでつくられているらしい。
いざお試し抹茶
2gってきっとこのくらい
お湯を注いで・・・
m字を書くようにしゃかしゃか!
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しゃかしゃか しゃかしゃか
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しゃかしゃか しゃかしゃか
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しゃかしゃか しゃかしゃか
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いつ終わればいいかわかんない(;´・ω・)
このくらいでいいのでしょうか・・・
泡立っとる。
さて、お味のほうは・・ということで飲んでみました。・・・うん、変な苦さはなく、抹茶がもつ旨み成分が感じられて美味しい・・と思うw あんまり抹茶経験値が少ないので、これが美味しいとは思いつつも、他との比較がないのでわかりにくいなーと。ただ、このうまさならコーヒーとリプレイスしてもいいかなと思うレベル。
救世主現る:昔茶道を習っていたお義母さんに味見てもらう
なんてことをまごまごしていたら、たまたまお義母さんがうちの子(=孫)に会いに家にやってきました。
J( 'ー`)し「あらー。さっそく点てているのね。」
※義母も一緒に京都にいっているため、私が抹茶のスターターセットを買ったことは知っている
私「そうなんですよ。でも、いつまでしゃかしゃかしたらいいかわからんくて・・」
J( 'ー`)し「大体でいいのよ、溶けてれば。でもそれだけちゃんと泡立ってたら十分よ」
私「そうなんすね。・・・飲んでみてもらっていいですか」
J( 'ー`)し「あらいいの?頂くわ・・・。」
J( 'ー`)し「あら、美味しいわ。いいじゃない!これ」
J( 'ー`)し「でも、本当はもっと濃いわよ。ちょっとお湯が多いかもね」
私「本当ですか?これ以上だとドロっとしてしまわないですか?」
J( 'ー`)し「そういうもんよ」
ということで、セカンドトライでつくったのがこちら さっきより、量が少ないのわかりますよね。抹茶の量は変えていません。こちらを呑むと・・・
私「ドロっと・・・してるけど、確かにこのくらいでも十分飲めますね、というかこっちのほうが抹茶の味がダイレクトで美味しい・・!」
J( 'ー`)し「そうよ、濃茶だったらもっと濃いのよ」
私「濃茶・・・?」
※ググりました
濃茶を初めていただく人は、その濃厚さは想像以上だと思います。
薄茶にくらべて、何倍も濃い茶で、くず湯の濃さに等しいでしょう。
値段の違いがどれほどあるのか
ここで、抹茶オレを作るときに使用している、安い抹茶を点ててみようと思いました。イオンとかで500円くらいで売ってる抹茶です。3倍くらい値段が違う。ちゃんとした日本のお茶のようですが、果たして・・・
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しゃかしゃか しゃかしゃか
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できた。見た目はそんなに変わりませんが・・・
呑んでみる。
私「・・・苦っ!!なんか、苦い!」
J( 'ー`)し「頂いていいかしら・・・うん、苦いわね・・。やっぱり全然違うわねー。抹茶はそのまま味がでるから、高いの買わないとだめよ、やっぱり。」
私「わかりました(;´・ω・)こいつは抹茶オレにでもして飲みます」
※ 抹茶はスタッフ(私)がこの後美味しく頂きました。
というわけで、抹茶体験でした。いやーやってみると、ほんと気軽に出来るもんですね!手間で言えば、粉からコーヒー入れるのといい勝負なので、十分コーヒーの代替になるなあと思います。粉から家で挽くのよりかは断然に楽。
お茶の世界奥深そう!茶道自体というより、お茶の旨み成分をもっと味わいたいなあと思う今日この頃です。
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おまけ:
包装紙、気になって開いてみたら、、、やっぱりお経みたいw でもレ点とか使われているので漢文みたいですね。
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