大隈悠
2016年4月9日23時55分
カレーチェーン大手の壱番屋(愛知県一宮市)が産業廃棄物処理業のダイコー(同県稲沢市)に対し、ダイコーが扱えない一般廃棄物にあたる社員食堂の生ゴミの処理を委託していたことがわかった。廃棄物処理法違反の可能性があり、県と両市が連携して調べる。
9日に一部報道があり、説明した壱番屋によると、2001年から汚泥や廃油など産廃の処理、さらに10年からは社員食堂で出た1日平均約5キロの残飯など生ゴミの処理もダイコーに委託。これらの契約は、壱番屋の廃棄冷凍カツをダイコーが横流ししていたことが発覚した今年1月まで続いていたという。
横流しの調査に入った愛知県から、ダイコーは一般廃棄物を処理する許可を得ておらず、社員食堂の生ゴミは処理できないと指摘され、壱番屋として今回の問題に気づいたという。
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朝日新聞社会部
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