響け!ユーフォニアム原作者語る 舞台の京都・宇治
京阪電車と京都府宇治市などによるアニメ「響け!ユーフォニアム」のフェスタが9日、宇治市折居台の市文化センターであった。原作者で同市出身の武田綾乃さん(23)のトークショーがあり、多くのファンが詰めかけた。
アニメの舞台である宇治の魅力を発信し、多くの観光客に登場地点を訪れてもらおうと、商工会議所や市観光協会、京都文教大と連携して企画した。
トークショーで、武田さんは原作の小説がアニメになった際、音楽や登場人物の声がついたことが衝撃的で、感慨深かったと振り返った。「宇治の風景を再現したいという気持ちが強かったが、皆さんの応援のおかげで大きな作品になった」と話した。会場の大ホールは立ち見が出た。
このほか、作品のモデルとされる莵道高をはじめ、宇治中や東宇治高など七つの中学、高校の吹奏楽部が演奏を繰り広げた。
【 2016年04月10日 00時26分 】