人が歩くだけのアニメーションを100日描き続けた結果
継続は力なり。
プログラマーのJustgoschaさんは、若いときはアニメーターを目指していました。そして仕事が停滞してきたとき、ふと昔を思い出し、「100日間続けてアニメーションを描いてみよう」と考えたんです。
彼が描いたのはウォーク・サイクルという、ただ人物が歩いているだけのループアニメーションでした。とてもシンプルですが、楽しんで描かれているせいか見ていてもなんだかわくわくするし、感動的ですらあります。
彼は、100日間ニコラス・ケイジのポートレイトを書き続けたアーティストMadelin WoodsさんのMediumへの投稿や、宮崎駿さんの作品に影響を受けています。
Justgoschaさん自身もMediumでこう書いています。
歩き方だけで、キャラクターについてたくさんのことがわかります。その人物の気分や体重、体格、態度や、ある種の性格まで。
100日間継続できた秘訣について、Justgoschaさんは「時間制限を設けたこと」と言っていて、基本的に1日1時間、短いときは15分程度で描いていたそうです。
それでも、100日間継続するのはやっぱり簡単じゃなかったようです。というか実際、「1日くらいいいじゃん」というつもりで1回休んだらだんだん休みがちになってしまい、途中ほとんど数カ月描かない時期もあったとのこと。それでも終盤は再度気持ちを切り替え、ついに累積100日を達成したんです。
Justgoschaさんは「自分はまだアニメーターとは言えない」と言ってますが、これで少なくとも、夢を再開する自信にはなってるんじゃないでしょうか。
source: Medium
Bryan Menegus - Gizmodo SPLOID[原文]
(miho)