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【競馬・ボート・競輪】

[ボート]マスターズチャンピオン カウントダウン特集【V争い展望】

2016年4月9日 紙面から

 ドリーム組以外から、最短距離でVロードを歩みそうなのは“びわこの主”山田豊だろう。当地ではGI通算4V。そのうち、3回がカド位置から取っているので、いかに難水面攻略を熟知しているかが分かる。15年6月から4節連続で優出から遠ざかっていて3回が準優止まり。4節中2回が予選道中の待機行動違反で準優での枠番を悪くしている。これを考慮すれば成績自体は悪くない。ここで当地での勲章をもう一つ増やすか。

 毎年、この大会は“新人”の活躍に期待は高まるが、今年の注目株は当地で03年のSG・チャレンジカップ、04年のGI・MB大賞と、2タイトルを制している烏野賢太。荒れ水面にめっぽう強いタイプで、この時季に行われるのはプラス材料。川崎智幸は昨年7月のオーシャンカップで優出4着。巧みなレース運びは健在。高橋勲は直前節の平和島で予選敗退に終わったが、3月児島、福岡で連続優出と勢いはある。

 直前の下関で優勝戦をインから逃げ切った野長勢正孝も追い風ムードで乗り込むので軽視は禁物だ。3年前に当地で行われた同大会を制した江口晃生、攻撃力抜群の熊谷直樹、西山昇一、女子では山川美由紀、谷川里江、日高逸子の3人に大番狂わせの期待がかかる。

 

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