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【プロ野球】

好調デスパ先制打

2016年4月9日 紙面から

◇西武5−3ロッテ

 西武が競り勝って4連勝を飾った。0−1の3回に森の押し出し四球と浅村の犠飛で逆転。5回にも1点を奪い、7回には失策に乗じて2点を加えた。菊池が6イニング7安打2失点で今季初勝利。ロッテは古谷が四球から崩れた。

     ◇

 ロッテが主砲の一撃で先手を取った。1回2死一塁、デスパイネが先制適時打。鋭い打球が左翼線を破ると、一塁から激走した清田が相手捕手のタッチをかいくぐり、必死に伸ばした左手でホームベースに触れた。クロスプレーの判定はタッチアウト。だが、ビデオ判定でセーフに覆った。

 デスパイネは「際どいタイミングになったけど、ナイススライディングだね」と清田の好走塁を称賛。前日(7日)の1本塁打を含む2安打4打点に続く活躍に「ストレートに合わせていったけど、スライダーにうまく対応できた」と胸を張った。

 だが打線をけん引する主砲の思いとは裏腹に、先発の古谷が3回に2失点。押し出し四球など序盤に制球力を欠き、すぐさま追いかける展開となった。 (小林良二)

 

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