セブン&アイHD トップ人事巡る“鈴木会長vs創業家”の壮絶
モノ言う株主で知られ、セブン&アイの株式を5%程度保有する米サード・ポイントが、今回の人事案に口を挟んだと伝わるが、「サード・ポイントは鈴木会長と創業家である伊藤家の争いを利用しただけ」(証券アナリスト)という指摘がある。
「サード・ポイントはセブン&アイの株価が上昇し、うまく売り抜ければ文句はない。だから、鈴木会長、伊藤家のどちらかの味方というわけではありません。いわば“セブンの内紛”に付け込んだにすぎない」(市場関係者)
鈴木会長は「(創業家は)世代が変わった。抽象的な言い方だが、それで判断してもらいたい」と口にした。
■創業家には3人の子
セブン&アイの後藤光男顧問(元野村証券)は、「セブン-イレブンの社長人事に関し、伊藤名誉会長に面談を求めたが、直近は4回断られた」という。伊藤名誉会長の信頼の厚い人物だけに、面会の拒絶は不自然だ。