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(3月16日)
【芸能・社会】25歳の誕生日、たかみな卒業 号泣「最高に幸せでした」2016年4月9日 紙面から
AKB48グループの総監督を務めた高橋みなみが、25歳の誕生日を迎えた8日、東京・秋葉原のAKB48劇場で「高橋みなみ卒業特別記念公演〜10年の軌跡〜」に出演。結成以来、10年4カ月にわたって活躍してきたAKB48から卒業した。全国から集まった大勢のファンが高橋の新たな門出を祝福。卒業後はソロ歌手として活動する。 オープニングは高橋がセンターを務めた2006年発売のAKBのインディーズデビューシングル「桜の花びらたち」。高橋はアカペラで同曲を熱唱。これまでのAKBでの日々やファンへの思いがこみ上げてきたのか、涙をこらえながら最後まで歌い上げた。 この日、劇場に入場できたファンは250人。グループを支えてきた高橋の卒業公演だけに人気が高く、チケットの抽せん倍率は、同劇場史上4番目に高い252・8倍となった。 公演では特大のケーキでメンバーらが高橋の誕生日を祝福。25歳の抱負を聞かれた高橋は「恋愛解禁って言ったってそんなに簡単じゃない。な〜んて言って、すぐ『センテンススプリング(文春)』(に撮られる)?」と笑わせた。 アンコールでは「ただただ10年、感謝です。最高に幸せでした」と号泣。最後に前田敦子(24)ら卒業生20人が駆けつけた中、高橋は「やりきりました。明日からは(ソロの)高橋みなみとして頑張ります」と誓った。 名残惜しそうにステージの床をなで、劇場に別れを告げた高橋。バルコニーからファンに手を振り、AKBで過ごした3775日の幕を閉じた。 ◆心残りは峯岸ら残る1期生卒業公演後に会見した高橋は、この日のリハーサルで泣いてしまったことを告白。「劇場というホームに来てしまうと、10年前の自分に戻ってしまう。これだけホームだった場所にもう帰ることができないんだなって。青春のすべてがあったと思う」 後輩たちから、たくさんの誕生日祝いのメールが届いた。「『卒業してしまうんですね。寂しいです』と。寂しいと言っていただけてうれしかった」とも。ただ、同じ1期生の小嶋陽菜(27)と峯岸みなみ(23)を残して卒業していくのが心残りだという。 「(今後も)みーちゃん(峯岸が)丸刈りになるとか何があるか分からない。小嶋さんも“卒業するする詐欺”だし。キャラの濃い2人を残して卒業していくんだなと。2人の卒業のときは、呼ばれたら行きたい」 最後に、総監督のバトンを受け継いだ横山由依(23)に向け、高橋らしいエールを送った。「横山は不器用なところがあるけど、周りが一生懸命支えてくれると思うし、自分らしく楽しんでほしい。私は実は『頑張る』の言葉(字面)が嫌い。『顔(がん)晴(ばる)』と書いて、顔晴れやかに頑張ってほしい」 <高橋みなみ> 1991(平成3)年4月8日生まれ、東京都出身。2005年10月にAKB48のオープニングメンバーオーディションに合格、同12月にAKB48劇場でデビュー。12年8月にAKB48グループ初代総監督に就任し、昨年12月まで務めた。小嶋陽菜・峯岸みなみとの3人組派生ユニット「ノースリーブス」でも活動。13年4月、シングル「Jane Doe」でソロデビュー。過去の総選挙順位は5位→6位→7位→6位→8位→9位→4位。 PR情報
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