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訃報:往年のマツダワークスドライバー、片山義美さん亡くなる

オートスポーツweb 4月9日(土)0時43分配信

 マツダのワークスドライバーとして、ツーリングカーレースやル・マン24時間などのさまざまなレースで活躍し、一時代を築いたドライバー、片山義美さんが亡くなっていたことが分かった。75歳だった。

【RX-3を駆る片山義美さん】

 片山さんは1940年5月15日生まれで兵庫県出身。61年に二輪ロードレースへとデビューすると、同年のスズキワークス時代にはロードレース世界GPの50ccクラスでシリーズ2位という成績を残すなど、当初はライダーとして活躍した。

 その後、64年にはマツダと契約し、第2回日本グランプリで四輪レースデビューを果たす。以降、ファミリア・ロータリークーペでのスパ24時間レース参戦や、サバンナRX-3などのマシンで、宿敵スカイラインGT-Rと激闘を繰り広げた国内ツーリングカーレースなど、マツダのエースドライバーとして、長きに渡って活躍。また80年代から90年代初頭には同社のグループCカーでの開発にも携わり、ル・マン24時間レースにも参戦していた。

 90年の全日本スポーツプロトタイプカー選手権最終戦、富士1000kmレースを最後に現役を引退。引退後はチューニングガレージ、カタヤマヨシミプロモーターを主宰するなどしていた。心から哀悼の意を表します。

[オートスポーツweb ]

最終更新:4月9日(土)0時50分

オートスポーツweb

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