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【芸能・社会】

布袋寅泰35周年企画第2弾 ソロデビューライブ再現

2016年4月8日 紙面から

ソロライブで熱唱する布袋寅泰=東京・渋谷の国立代々木競技場で

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 ロックギタリストで歌手の布袋寅泰(54)が7日、東京都渋谷区の国立代々木競技場第一体育館でアーティスト活動35周年を記念したスペシャルライブを行い、1988年の初のソロライブを再現したステージで約9000人のファンを熱狂させた。

 ソロとしてのデビューライブは、88年10月26日に同体育館で開催された。当時も1万人近いファンが集まり大成功を収めた。そのステージから28年。大歓声に迎えられた布袋は、28年前と同じ「Power」をオープニング曲に、早くも全開のシャウトとギター演奏を披露。同じ曲ながら、大きな進化を感じさせるパフォーマンスで魅了した。

 布袋は伝説のロックバンドBOφWYを経て、88年にソロデビュー。今回のスペシャルライブは、世界の舞台も経験してきた布袋が「ギタリストとして成長ぶりを感じてもらえたら」との思いから企画した。

 ステージから布袋は「ここは初めてソロライブを開いた場所です。28年でいろんな経験をしました。きょうは28年前のあの時のコピーじゃなく、ギタリストとしての完全版を見てもらいたいと思っています。最後まで楽しんで!」などとあいさつした。

 28年前とほぼ同じソロデビューアルバム「GUITARHYTHM」の収録曲が中心になったが、中盤の「Strange Voice」をオペラ風にアレンジを変えるなどした。また、アンコールでは、96年の来日公演にゲスト出演した、亡きデビッド・ボウイさんをしのび、ボウイさんのヒット曲「Starman」も披露した。“再現ライブ”は10日に大阪城ホールでも開かれる。

◆記念プロジェクトは全部で8つ 

 活動35周年を迎えた布袋は今年、「8BEATのシルエット」のタイトルで8つの記念プロジェクトを実施することになっている。第1弾として3月にライブハウスツアーを行った。そして第2弾がこの日のスペシャルコンサート。第3弾は、7月3日に故郷の群馬県高崎市での野外フリーライブを予定している。そのほか記念アルバム発売などが続く。

 

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