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【プロ野球】

細谷、5安打5打点の大暴れ ロッテ17得点大勝

2016年4月8日 紙面から

ソフトバンク−ロッテ 歓声に手を振って応えるロッテ・細谷=ヤフオクドームで(三笘真理子撮影)

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◇ロッテ17−8ソフトバンク

 ロッテが今季最多の18安打17得点で打ち勝った。1点を追う5回1死満塁から、細谷の2点二塁打で逆転。さらにデスパイネ、井上の2点適時打などで一挙7点。6回も3点を加えた。ソフトバンクは1分けを挟み3連敗。

 ロッテの細谷が6打数5安打5打点の大暴れ。1点を追う5回の2点二塁打など、チームの18安打17得点の快勝に大貢献した。打率は4割3分2厘に急上昇。一気にリーグ首位打者に躍り出た、細谷は「まだ4月ですから」としながらも満面の笑みをこぼした。

 昨年までの通算打率は1割8分9厘。伸び悩んだ11年目の28歳が覚醒した。その要因の一つが元同僚の巨人・クルーズから授かった3つの金言だ。2月に那覇で会食した際に「Concentration」「Enjoy Game」「Play Hard」を忘れるなと諭された。

 「集中」「試合を楽しむ」「一生懸命」。目からうろこが落ちた言葉を、帽子のつばの裏に書き込み日々精進。持ち味のパンチ力が開花した。「しっかり持ち味を出してアピールしていきたい」。遅咲きの強打者が首位を堅守するチームをけん引する。 (小林良二)

 

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