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【プロ野球】

巨人、今季初の負け越し&2ケタ失点 初登板初先発の平良は4失点

2016年4月8日 紙面から

4回途中、4失点で降板を告げられる平良(岩本旭人撮影)

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◇阪神10−1巨人

 阪神が大勝した。4回に福留の2ランなどで4点を先制、5回はゴメスの適時打などで5点を奪った。メッセンジャーが8イニングを1失点で今季初勝利。巨人は平良がプロ初登板したが4回途中で4失点。今季4カード目で初めて負け越した。

 開幕4カード目で初めての負け越し。2桁失点の大敗も初めて。ホームで迎えた伝統の3連戦は、巨人の1勝2敗に終わった。

 「負けは負け。言ったってしょうがないですよ」。高橋監督は試合中とは打って変わってむしろ晴れ晴れとした表情を浮かべていた。ドラフト1位新人の桜井が右肘の違和感で離脱して、プロ3年目の平良をプロ初先発に抜てきするなど、積極的な若手起用だったが、4回の四球をきっかけに狂いが生じた。

 「3回まではストライク先行の自分の投球ができていたと思います。ただ4回はフォアボールから自分のリズムを崩して、悪い流れを作ってしまいました」と平良は反省しきりだ。

 平良に期待していた指揮官だけに、20歳の若武者を責めることはしなかった。「平良は全体的によかったですね。四球とか、ちょっとしたことだけ」と収穫が大きかったと満足げにうなずいた。

 打線は8安打、1得点。メッセンジャーに抑え込まれての完敗。気持ちを切り替えて戦うしかない。 (園田佳子)

 

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