こんにちは@Sanyontamaです。
マーベル編の反響の中で「DCも作ってくれ」という声もあったので、DCコミック編を作りました。
マーベル編はこちら。
今回も初心者にも分かりやすいようチャートを作成。基本的には公開順に並べています。解説はコミックをベースにしています。※公開済みのものは映画をベースに解説しています。ドラマは解説していません。
DCコミックとは
世界で最も有名なスーパーヒーロー『スーパーマン』を所有する出版社です。『バットマン』も有名ですね。スーパーマンは1938年、バットマンは1939年登場と歴史が古いのです。
実写映画はほぼ全てワーナーが製作・配給をしています。オーナーがワーナーという事が関係しているようです。
DC・エクステンディッド・ユニバース(DCEU)
マーベル・シネマティック・ユニバースの成功を受け、DCも架空世界の構築に動き出しました。その世界名が『DC・エクステンディッド・ユニバース』です。
『ジャスティス・リーグ』でDCヒーローが大集合します。
アベンジャーズのパクリ?と思うかもしれませんが、コミックの歴史ではジャスティス・リーグの方が古くアベンジャーズは後発なので、実写映画では歴史の逆転が発生しているのです。
現段階ではDCEUの時系列が判明していないので、公開順に記しています。
マン・オブ・スティール(2013)
スーパーマン誕生を描いた作品。ドラゴンボールみたいな戦闘が見所。DCEUはここから始まる。
バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生(2016)
DCEU版バットマンが初登場。バットマンの「スーパーマン絶対殴る」感が見所であり「お前誰やねん」というキャラもいっぱい登場する凄い作品。
なおバットマンとスーパーマンが実写で共演するのは今回が初。コミック界のみならず映画界の大事件ですよ!
スーサイド・スクワッド(2016)
バットマンなどのスーパーヒーローにより投獄されたヴィランたち。刑期短縮のために政府からミッションを受ける。ウィルスミスがデッドショット役出演し、日経女優もカタナ役で登場。バットマンとジョーカーも出るよ!
ワンダーウーマン(2017)
バットマンVSスーパーマンでも登場したワンダーウーマン初単体作品。時間軸は不明。DCではスーパーマン、バットマンに並ぶBIG3的な立ち位置のキャラ。アマゾネス族の女王です。
ジャスティス・リーグ Part1(2017)
出典:http://www.ew.com/article/2016/01/19/justice-league-artwork-flash-cyborg
DCヒーロー大集結。どのようなストーリーになるのかは不明。既に撮影がスタートしている様子。皆のザックスナイダーが監督。
ザ・フラッシュ(2018)
ドラマ版でも話題のフラッシュ。映画では主演も交代しています。ドラマ版とのつながりは無い様子。
アクアマン(2018)
アトランティスの王子。水陸両用の海底人。原作では金髪でしたが、映画版は異なった印象にチェンジ。断じて素潜りが得意なだけのおっちゃんではない。断じて。
タイトル不明(2018)
謎の作品。2018年アメリカ公開。何が来る?
シャザム(2019)
旧名キャプテンマーベル。マーベルのキャプテンマーベルとは違うよ。少年が「シャザム!」と叫んでスーパーヒーローに変身!空を飛び、重たいものを持ち上げ、稲妻を武器にし、不死身(らしい)肉体を持つ王道スーパーヒーロー。
かつてはフォーセットコミックから出版されており、DCとの間で「スーパーマンそっくりじゃねーか!」と裁判になったこともある大物。現在はDCが権利を有しています。
ジャスティス・リーグ Part2(2019)
大集合その2。どんな話になるかはやっぱりわからない。監督はPart1に引き続きザック・スナイダーが務める。
タイトル不明(2019)
こちらも謎の作品。何が来るかは分からない。
サイボーグ(2020)
その名の通り事故でひん死になったため、肉体をサイボーグ化した男のお話。最近になってジャスティス・リーグ入りした出世男。
グリーンランタン・コープス
グリーンランタンの名を持つ奴はたくさんいる。特殊な指輪から発せられるエネルギーで戦うことは共通している。なお地球だけで6人もグリーンランタンがいる。以前の映画版との関係はないはず。
バットマン(????)
ベンアフレック監督・主演。公開時期・時系列は不明。
ジャスティス・リーグの後にもヒーロー単体作品が公開されるので、何がどうなるのか全く想像できません。タイトル不明の作品がバットマンという可能性もありますので、今後の情報に注意していきましょう。
このユニバースをどのようにまとめていくのか、注目です。
DC・エクステンディッド・ユニバース以前
DCEUとの関連はありませんが、既に公開された映画も解説していきます。
スーパーマンシリーズ
スーパーマン(1978 日本公開1979)
日本でも大ヒットを記録した作品。実写スーパーマンの印象を決定づけた一作。
スーパーマンⅡ(1980 日本公開1981)
ゾッド将軍が登場する続編。リチャード・ドナーCUT版という再構築版が2006年にアメリカ公開されました。
スーパーマンIII/電子の要塞(1983)
スーパーハッカーが登場し、悪のスーパーマンが登場するシリーズ3作目。
スーパーマンIV/最強の敵(1987)
レックス・ルーサーが生み出したニュークリアマンが悪役。スーパーマンが激しく甚振られるシリーズ最終作。
スーパーマン リターンズ(2006)
スーパーマンⅡの続編。みんなのスーパーマンが帰ってきた!というノリで始まる一本。レックス・ルーサーとの死闘が描かれる。
ダークナイト・トリロジー
いわゆる『クリストファー・ノーラン』監督の三部作です。クリスチャン・ベール主演。
バットマン・ビギンズ(2005)
クリストファー・ノーラン版バットマン誕生の物語。この世界にはヒーローが存在しない設定になっています。
ダークナイト(2008)
続編。傑作との呼び声も高い本作。正義とはなにかに踏み込んだ気合の一作。初めてIMAXを劇映画に投入した作品でもあります。
ダークナイト・ライジング(2012)
完結編。ヒーローとは、正義とは何かをより深く突き詰めた一本。
ダークナイト・トリロジー以前
バットマン(1989)
ティム・バートン版バットマン。哀愁漂うジョーカーが魅力の一本。
バットマン リターンズ(1992)
キャットウーマン、ペンギンが登場する。本作はヴィランがメインと言っても過言ではない作品に仕上がっています。
バットマン フォーエヴァー(1995)
キャスト・スタッフが一新された作品です。豪華キャストが見所。前作よりも明るい作風になっています。
バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲(1997)
シュワちゃん演じるMr.フリーズをメインに据え「主役は俺だ!」との書かれた日本版(?)ポスターが登場した本作。
出典:バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲 - 作品 - Yahoo!映画
Mr.フリーズの逆襲はジョージクルーニーの黒歴史でもあります。
1940年代にもバットマンの実写映画がつくられていますが今回は割愛。ゲームですが『バットマン アーカムナイト』の要素もバットマンVSスーパーマンに盛り込まれているので、余裕のある人はゲームでバットマンに触れてみるのもよさそうです。
DCEU以前のDCヒーロー映画
バットマンとスーパーマン以外にも映画化されたヒーローがいます。ここでは少しだけ紹介していきます。
コンスタンティン(2005)
キアヌ・リーブス主演の悪魔祓い映画。実はDCコミック『ヘルブレイザー』が原作です。コミックでは『ジャスティス・リーグ・ダーク』というダークヒーローチームのメンバーでもあります。
ウォッチメン(2009)
真っ青なフルチン親父が大活躍…するわけでもない、地味で政治的なヒーロー映画。爽快感はほとんどなし。
16年4月現在DCEUはまだ2本しか公開されていないので、これから追いかけたい人にもうってつけです。マーベルは本数が多すぎる!ええい!という人も安心ですね。
DCEU以前にも面白作品はあるので、キャラクターに触れてみたいという人は鑑賞してみるのも良いでしょう。ヒーロー映画と侮ることなかれ。高度なストーリー展開と巧みな演出が鑑賞者を夢中にさせてくれますよ。
アイキャッチ画像出典:http://www.overdrive.ie/batman-v-superman-dawn-justice-teaser-trailer/