はてなブログでは、記事の編集に「見たままモード」「Markdown」「はてな記法」の3つが使えます。私は今まで、見たままモードで記事を書いてきたのですが、試しにMarkdownを使って記事を書いてみました。
この記事とひとつ前の鉄フライパンの記事は、Markdownで書いた記事です。
Markdownモードで編集を行うには、あらかじめブログの設定の所で設定を変更しておく必要があります。
Markdown記法の利点
見たままモードと比べた時のMarkdownの利点は、プログラムコードや表が書きやすいということになるでしょうか。
例えば、プログラムのコードは
(-> 1 (+ 1) (+ 2)) (some-> {:key 1} :key inc) (macroexpand '(-> 1 #(+ % 1)))
みたいな感じで、カラフルに色付けして表示させることができます。技術系のブログの場合には、重宝しそうです。
表は
| 商品 | 価格 | 数量 | |:-----|:-----:|-----:| | リンゴ |120 | 4 | | 卵 | 40 | 10 | | いちご | 500 | 1 |
のようにMarkdownで入力すれば、下のような表を出すことができます。
商品 | 価格 | 数量 |
---|---|---|
リンゴ | 120 | 4 |
卵 | 40 | 10 |
いちご | 500 | 1 |
また、MarkdownにはHTMLをそのまま埋め込めるので、見たままモードの時のようにいちいちHTMLモードに切り替える必要がありません。
心配したが特に問題にならなかった点
画像・過去記事・Amazonの商品紹介は、それ様の記法を直接入力してもよいですし、右のツールバーからクリックで挿入することもできます(対応するmarkdownが挿入される)。
こんな感じです。
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また、見たままモードのように完全ではありませんが、編集領域の右上にある目のようなアイコンを押すと「リアルタイムプレビュー」が右側に開き、記事を書くのと同時に大体の仕上がりを確認することができます。
ただし、画像は実際の画像が表示されますが、過去記事やAmazonリンクは綺麗には表示されません。「プレビュー」を使えば、リアルタイム性はないですが、それらの本当の表示を確かめることができます。
文字の大きさや色の変更などは、見たままモードと同じボタンがありますので、それで行うこともできます。
また、URLのペーストによる貼り付けも対応しています。
ということで、見たままモードに比べて著しく不便な点は特にありませんでした。
下は、Markdownモードでの編集の様子です(リアルタイムプレビューをオンにしています)。
Markdownモードで気をつけたい点
一つ注意点ですが、編集モードをMardkownに変更しても、見たままモードで作成した過去の記事をMarkdownで編集することができるようになるわけではないようです。
設定は記事ごとに決まっていて、後からは変えられないということですね。
まとめ
はてなブログのMarkdownモードを使ってみて気づいたことを書いてみました。
Markdownの記法を既に知っている人にとっては、こちらの方が書きやすいかもしれないと感じました。私も、しばらくこちらのMarkdownモードで書いていこうかなと思っています。