【出席】
綾瀬はるか(主人公・バルサ 役)
板垣瑞生(チャグム 役)
鈴木梨央(タルの民の少女・アスラ 役)
壇蜜(アスラの母・トリーシア 役)
鈴木亮平(タルシュ帝国の密偵・ヒュウゴ 役)
柄本 明(シハナの父・スファル 役)
真木よう子(ロタ王国の呪術師・シハナ 役)
バルサ 役 綾瀬はるかさん
《コメント》
初めましての方も多く、新しい皆さんとシーズン2で新しい挑戦ができることを、すごく楽しみにしています。梨央ちゃんには以前、大河ドラマ「八重の桜」もそうでしたが、2回ほど私の子ども時代を演じてもらったことがありました。長く一緒の撮影があるのは今回が初めてなので、すごく楽しみにしています。
《役柄》
カンバル王国出身。6歳の時、王室の陰謀に巻き込まれ、父親の親友ジグロとともに祖国を脱出。ジグロにたたき込まれた短槍を武器に用心棒をなりわいとしている。新ヨゴ国の王子チャグムの用心棒となり、帝や魔物からチャグムを守りながら旅を続け、チャグムとの間に深い信頼関係を築いた。
それから4年。お尋ね者となって新ヨゴ国を追われた今はロタ王国に身を潜めている。
そこで出会った異能の少女・アスラを守りながら続ける旅は、バルサにチャグムと共に過ごした日々を思い起こさせる。
チャグム 役 板垣瑞生さん
《コメント》
そうそうたるメンバーの方々で、すごく今、緊張をしています。今回、僕はこの「精霊の守り人」を通して、新ヨゴ国を救える男に成長できるように、頑張りたいと思います。
《役柄》
新ヨゴ国の皇太子。4年前、精霊の卵を宿したために父の帝から命を狙われ、バルサと逃亡の旅に出た。その際、精霊の世界“ナユグ”を見る能力を身につけ、普通の人間には分からない異変を感じることができるようになる。そのため帝から更に疎まれ、サンガル王国からの救援要請をよいことに、追放されるように軍船を率いて出航する…。
アスラ 役 鈴木梨央さん
《コメント》
大河ファンタジーに出られることに、今からとてもワクワクしています。アスラのような役は今まで演じたことがないので、自分なりに研究しながら一生懸命演じたいと思います。綾瀬さんは私のあこがれの女優さんなので、今回一緒にやることができて、本当にうれしいし、とっても楽しみにしています。一生懸命頑張ります。
《役柄》
ロタ王国で抑圧される“タルの民”の少女。恐怖や強い怒りを感じると破壊神〈タルハマヤ〉を召喚し、周囲の者をなぎ倒し、殺りくする。その異能の力を恐れる者、あがめる者の間でアスラ争奪戦が繰り広げられ、バルサが用心棒となる。
トリーシア 役 壇蜜さん
《コメント》
まさかの2人の子持ち役。そして、まさかの最初に処刑される役ということで、おそらく宿命に翻弄される女性というのを求められると思うので、わけあり感を発揮できるように善処したいと思います。
《役柄》
タルの民でアスラの母。娘のアスラに異能の力があることを知り、禁を犯して神域に侵入、処刑される。
ヒュウゴ 役 鈴木亮平さん
《コメント》
原作はこのお話をいただいてから読ませていただきました。ファンタジーとは銘打っていても、本当にリアルな世界で、世界の歴史好きの僕としては、もうたまらない作品。一度読んだだけで大ファンになってしまいました。その中でも、一番好きだったヒュウゴという役をやらせていただくことになり、とても光栄です。バルサ以外では、おそらく唯一、上橋先生が短編という形でスピンオフを残されているキャラクターですので、その幼少時代の彼の背景みたいなものを感じていただけるように、男の深みと覚悟みたいなものがにじみ出るような演技ができればなと思っております。
《役柄》
タルシュ帝国の密偵。新ヨゴ国の祖・トルガル帝の出身地、ヨゴ国で生まれる。幼い頃にヨゴ国がタルシュ帝国に征服され、以降、第二王子のラウルに重用され、各国に情報網を作る。
スファル 役 柄本 明さん
《コメント》
正直現場に入ってみないと、何にもわかならいのですが、なるべくアクションのシーンが少なければいいなと今のところは考えております(笑)。一生懸命やらせていただきますので、どうかよろしくお願いします。
《役柄》
カシャルの頭領でシハナの父親。タルの民を監視する役目を担っており、異能の力を持ったアスラを抹殺しようとする。
シハナがアスラを利用しようとしていることを知り、カシャルとしての使命と父娘の情の間で揺れ動く。
シハナ 役 真木よう子さん
《コメント》
人物デザイン監修の柘植さんから「ファンタジーだからなんでもいいよ」と言われたので、そんな感じのスタンスでやるつもりです(笑)。今度は銃じゃなく、剣のアクションシーンがあるので、おもしろい殺陣(たて)ができるかなと、すごくワクワクしています。
《役柄》
ロタ王国の呪術師で、王家に仕える密偵カシャルの一員。ロタを王弟イーハンのもとにまとめようと独自の動きをしており、アスラの力を利用しようと考えている。アスラの前に立ちふさがるバルサと、知力と武術のすべてを賭けて闘う。
そのほか、発表された出演者の方々はこちら!
《ロタ王国の人々》
イーハン 役 ディーン・フジオカさん
《役柄》
ロタ国王ヨーサムの弟。若い頃にアスラの母・トリーシアと恋に落ちたことがあり、タルの民を抑圧から解放したいと考えている。しかし、その考えが南部の領主の反発を招いてしまう。
チキサ 役 福山康平さん
《役柄》
タルの民でアスラの兄。異能の力を持ったアスラを恐れながらも兄としての愛で守ろうと奮闘する。
ヨーサム 役 橋本さとしさん
《役柄》
ロタ国王。内紛の絶えない国内をまとめあげてきた。自らの死期を悟り、弟イーハンに国の未来を託そうとしている。
スーアン 役 品川 徹さん
《役柄》
ロタ王国の南部を束ねる大領主。南の大陸を支配するタルシュ帝国と手を結び、ロタ王国の開港を画策する。
《新ヨゴ国の人々》
トーサ 役 伊武雅刀さん
《役柄》
新ヨゴ国の海軍大提督。二ノ妃の父であり、チャグムの祖父。兵士の人望も厚く、チャグムと共にサンガル王国救援に向かうが…。
マーサ 役 渡辺えりさん
《役柄》
新ヨゴ国とロタ王国の国境の街 四路街(しろがい)で衣装店を営む女主人。息子トウノの命の恩人であるバルサのため一肌脱ぐ。
トウノ 役 岩崎う大さん
《役柄》
マーサの息子。店の用心棒だったバルサに命を救われた経験を持つ。独身なのがマーサの悩みの種。
《タルシュ帝国の人々》
セナ 役 織田梨沙さん
《役柄》
サンガルの海賊。ヒュウゴの情報網の一員。サンガル救援に向かったチャグムを捕らえるが、その毅然とした姿に好意を抱く。
クールズ 役 小市慢太郎さん
《役柄》
タルシュ帝国の宰相。第二王子ラウルの参謀として北の大陸への侵出に知略を巡らす。
大河ファンタジー「精霊の守り人」
<シーズン1 完結>
【放送】第4回「決戦のとき」4月9日(土)[総合]後9:00
<シーズン2>
【放送予定】2017年1月 放送スタート <全9回予定>
【あらすじ】
チャグムとの旅を終えて4年。お尋ね者となったバルサは、新ヨゴ国の西隣・ロタ王国に身を潜め、用心棒稼業を続けていた。
バルサは人身売買組織に売られそうになった“タルの民”の少女・アスラを助けるが、彼女は数日前に起きた虐殺事件の生き残りだった。
ロタ王国は、破壊神タルハマヤを信仰する“タルの民”を征服して建国され、以来“タルの民”は迫害されてきたが、タルハマヤを召喚する能力を授かったアスラこそ、虐殺事件を起こした張本人だったのだ。
恐ろしい力を持ったアスラを抹殺しようと、ロタ王家の密偵“カシャル”たちが動きだした。
「人を殺してはいけないーー」
そうアスラに教えながら、バルサとカシャルの死闘が始まる…!
一方、新ヨゴ国では、皇太子となったチャグムが航海に出ていた。
南大陸のタルシュ帝国が、新ヨゴ国などのある北の大陸へ侵略を始めようとしており、その足がかりとして海の国サンガル王国を攻めているというのだ。援軍を率いるチャグムだが、それは皇太子の排斥を画策する帝の陰謀だった。案の定、サンガルは既にタルシュ帝国の手に落ちており、チャグムはとらわれの身となってしまう…。
運命に翻弄されるバルサとチャグム。ふたりが再会する日は来るのか!?
【原作】上橋菜穂子
【脚本】大森寿美男
【音楽】佐藤直紀
【制作統括】海辺 潔、加藤 拓、中村高志
【演出】加藤 拓、中島由貴、西村武五郎
【プロデューサー】大越大士、結城崇史