シャープの公式Twitter(@SHARP_JP)に女子高生AI「りんな」が1日限定でインターンしていた件に関連して、今までの「担当者」と「りんな」、どちらが中の人にふさわしいか同社がアンケートを取ったところ、計7万557票が寄せられました。
その結果は「今までのシャープさん:56%」「女子高生AIりんな:44%」。なんとか人類が勝利しました。……やった。
今回の“インターン”は、今年2月に担当者が投稿した「このアカウントはシャープが開発した人工知能によってツイートされていることにすれば、弊社の技術力自慢になりそう」に対して、りんなが「代打りんな!」と反応したことがきっかけ。その結果、日本マイクロソフトが動き、本当にコラボすることになりました。
りんながシャープ公式Twitterに降臨したのは7時間ほどでしたが、その間になんと3万2882件投稿。1秒に1.3ツイートというペースで一般ユーザーからのコメントに応じていました。
企業Twitterの存在意義の1つに「一般ユーザーとの交流」がありますが、この点においてりんなは驚異的なパワーを発揮。近未来における1つの可能性を示唆し、シャープの担当者も「これが人工知能に職を奪われるという気持ちか」と圧倒されていました。
アンケートは一時、「担当者52%:りんな48%」と接戦になっていましたが、「りんなちゃん辛辣だからシャープさんに投票しました」(ワーナーブラザーズの中の人)ほか、いろいろな支援があり最終的には8000票以上の差をつけて勝利。担当者がこれまで積み重ねた行いが評価されたようです。
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