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アンノン・ゲーム

人生は未知のもの。だから、私は書き続ける-。

読めなかった「爆ぜる」とカクヨムについて

楫取のモノローグ

 

ユニーク過ぎるキャッチコピー

 

先日、FBのタイムラインを眺めていた時です。

 

なんだか見慣れない・・・というか、

読めないハッシュタグに遭遇したんですよ。

 

【爆ぜる】

 

「えっ?何?ばくぜる?!新種の日本語?!」って思いました。

 

これを一発で読める人は漢字検定でいい線行くでしょうね。

あのクイズ番組の「Qさま」にも登場しそうなフレーズです。

 

【爆ぜる】は私が気に入っているプロ野球チームのキャッチコピーなんですが、

もうひとつは【宇宙一を目指せ】なんです。

 

こちらはすぐにわかりましたよ。

だって銀河英雄伝説みたいじゃないですか。

 

でも、【爆ぜる】だけにはどうにもわからず、

こんな奇妙な言葉は、使わないほうがいいんじゃないかと思いました。

 

考えすぎて寝不足(本当は別の理由で夜更かししたんですが)になったので、

グーグル大先生に聞いてみましたよ。

 

 

正解は【はぜる】だったんですね。

「弾む」や「はじける」と同じ意味の言葉だそうです。

 

とりあえず、そうだったのか・・・と納得できましたが、

日本語って、不思議なフレーズが多いですよね。

 

【ばくぜる】という奇妙な響きはいまだに頭から離れません。

 

よほど最初のインパクトが強かったんでしょう。

 

カクヨム以外の投稿サイトやブログもある

 

話は変わりますが、私が小説投稿サイトのカクヨムに登録してから、

早くも3ヶ月あまりが過ぎました。

 

もともと、小説を主体にしてブログはおまけという構想だったんですが、

いまでは逆になって、こちらのほうがメインになっています。

 

カクヨムは、はてながカドカワと連携して立ち上げたサイトですが、

実は賛否両論が渦巻いていて、辞めている人も出てるんですよ。

 

私も、最初に考えていたものと違う雰囲気なので、

ときどき戸惑ったりしています。

 

なぜなら、書き手の多くはラノベ作家で、

短編の純文学や詩をやっている人は少数派だからです。

 

オンラインノベルはラノベの天下なので、それは仕方がないと思いますが、

カクヨムには残念なことに、純文学と詩のジャンルがないんですよ。

 

これから実装されるのかもしれませんが、

もし運営側がしない場合は、短編の純文学や詩を書く人にはきつい環境だと思います。

 

また、ツイッターのようなフォローシステムと、はてなスターに似た評価システム、

お気に入りの作品にコメントをつけるレビュー機能がありますが、

ある日突然、消えることがありました。

 

最初は面白いと思って評価した作品を、

あとになって取り消すという怖いユーザーもいるのかも知れませんが、

アカウントが消滅したというのが、真相なのかも知れません。

 

ほとんど読まれていない私の小説に、

貴重なレビューをつけてくれたユーザーさんがいなくなったのはショックでしたよ。

 

その人もラノベではなく、現代小説を書かれていたので、

カクヨムは自分に合わないと判断したんでしょうね。

 

私もしばらくは、読み専とコラム書きとして様子を見ますが、

短編の純文学や詩に光が当たる環境でないとしたら、

他の小説投稿サイトを利用するかも知れません。

 

実はこのような記事をみつけたんですよ。

 

ネット小説はライトノベルにしか居場所がないということを改めて知った - 蓼食う本の虫

 

管理人さんは、興味深い小説投稿サイトを紹介していましたが、

カクヨムとは雰囲気の違う場所を覗いてみるのは勉強になるでしょうね。

 

 

 

 

 

また、私はこんなコラムを書いてみました。

 

 

私にしては珍しく長文のタイトルが出ました。

 

この個人的な連載コラムで、

「室賀暗殺とノンマルトの使者」を書いたんですが、

ある記事を200個目にしたかったので、

改稿してはてなブログに載せました。

 

 

すると、意外と反響があって、

なんとブログ内の注目記事ベスト5になりました。

 

いくつかはてブがついたおかげかも知れません。

(※現在は順位が下がってます)

 

逆にブログで書いていた小説をカクヨムに転載したところ、

読まれていた作品が惨敗という面白い結果になりました。

 

 

つまり、カクヨムの読者とブログの読者は質が違うんですよ。

 

はてなブログとカクヨムの連携がしっかりしてくれば、

もっといろいろできることが増えるでしょうね。

 

まとめ

 

面白いことに、カクヨムではイマイチな作品が、

ブログだと読まれる可能性があるということなんです。

 

「片想いの茶会」はカクヨムで★0でしたが、

アンノン・ゲームのアクセス解析では、グーグル検索経由で読んだ人がいたようです。

 

ラノベには勝てないと思う前に、

自分の特性をしっかり把握して、戦うステージを決めることが、

創作に挫折しない唯一の道だと思いました。

 

創作の極意と掟

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10のストーリー・タイプから学ぶ脚本術 ──SAVE THE CATの法則を使いたおす!

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