自衛隊機墜落 航空幕僚長「6人死亡は痛恨の極み」
6日、鹿児島県の山中に自衛隊機が墜落した事故について、航空自衛隊トップの杉山良行航空幕僚長は8日の会見で、現場で見つかった6人は付けていた名札などの特徴から自衛隊機の乗員とみられ、最終的な確認を進めているとしたうえで、「6人の死亡が確認されたことは痛恨の極みで、ご家族や関係者にお悔やみ申し上げます」と述べました。
また、自衛隊機は標高1000メートル前後の現場付近の山より低い、高度およそ760メートルから910メートルでの飛行を計画していたとしたうえで、「点検するのに最適な高度はおよそ760メートルだが、今回は有視界飛行というパイロットが自分の目で周囲を確認しながら飛行する方法だったので、高度を変えて安全を確保しながら飛行することになる」と述べました。
さらに、操縦室の会話を録音するボイスレコーダーや飛行中のデータを記録するフライトレコーダーを現場から回収したことを明らかにしました。
一方、7日、発見した人の数を訂正するなど情報に混乱がみられたことについて、「現場の通信状況が悪かったり、本来行うべき確認作業を行っていなかったのが原因で、誤った情報をお知らせし申し訳なく思う。再発防止に努めたい」と述べました。
さらに、操縦室の会話を録音するボイスレコーダーや飛行中のデータを記録するフライトレコーダーを現場から回収したことを明らかにしました。
一方、7日、発見した人の数を訂正するなど情報に混乱がみられたことについて、「現場の通信状況が悪かったり、本来行うべき確認作業を行っていなかったのが原因で、誤った情報をお知らせし申し訳なく思う。再発防止に努めたい」と述べました。