スポーツ庁長官 他団体でも同様の問題ないか調査を
バドミントンの桃田賢斗選手と田児賢一選手が違法カジノ店で賭博をしていた問題を受けて、スポーツ庁の鈴木大地長官は、来週にも各競技団体で同様の問題がないか調査を求めるとともに、社会的なルールを守るように直接呼びかける考えを明らかにしました。
今回の問題を受けて、鈴木長官は8日、文部科学省で会見を開き、「バドミントンは国際大会で実力を見せて人気も高まり、これからという時期だったので非常に悔しいし、残念な思いでいっぱいだ」と述べました。
スポーツ庁内では、高潔性を高めるための作業チームを立ち上げたばかりだったということで、鈴木長官は無念さをにじませていました。
さらに、鈴木長官は「桃田選手は中学生から親元を離れ、専門的で高度なトレーニングを受ける環境に身を置き、競技の能力を上げてきた一方で失ったものもあったのか、道徳を教える人がいなかったのかといった環境に問題があったのではないか」と述べ、来週にも各競技団体を集めて同様の問題がないか調査を求めるとともに、社会的なルールを守るように直接呼びかける考えを明らかにしました。
鈴木長官は、こうした対応を取らざるをえない現状について「むなしいですね。成人であれば十分、分かっているはずと思っているが、中学生から『競技一辺倒』でやると一般常識が欠如することがある。口を酸っぱくして徹底して言い続けていかなくてはいけない」と述べました。
スポーツ庁内では、高潔性を高めるための作業チームを立ち上げたばかりだったということで、鈴木長官は無念さをにじませていました。
さらに、鈴木長官は「桃田選手は中学生から親元を離れ、専門的で高度なトレーニングを受ける環境に身を置き、競技の能力を上げてきた一方で失ったものもあったのか、道徳を教える人がいなかったのかといった環境に問題があったのではないか」と述べ、来週にも各競技団体を集めて同様の問題がないか調査を求めるとともに、社会的なルールを守るように直接呼びかける考えを明らかにしました。
鈴木長官は、こうした対応を取らざるをえない現状について「むなしいですね。成人であれば十分、分かっているはずと思っているが、中学生から『競技一辺倒』でやると一般常識が欠如することがある。口を酸っぱくして徹底して言い続けていかなくてはいけない」と述べました。