ゴディバ ジャパンのフランス人社長が弓道で学んだ、ヒットを生み出す3つの秘訣 〜本『ターゲット ゴディバはなぜ売上2倍を5年間で達成したのか?』
ヴァレンタインにゴディバのチョコをもらったら。
ちょっと特別に感じられ、嬉しいですね。
本『ターゲット ゴディバはなぜ売上2倍を5年間で達成したのか?』は、ゴディバジャパンのフランス人 社長による本。
弓道の教えから得た〝ビジネスを成功に導く考え方"が書かれているというのが意外です。
今日は本書から、3つのポイントを紹介します。
1. 正射必中(正しく射られた矢は、必ず的に当たる)
ビジネスは結果がすべて、という考え方もあります。弓道には、「正射必中」という言葉があります。
正しく射られた矢は、必ず的に当たるという意味です。正しく射るとはどういうことでしょうか?弓道 には、弓矢を使って矢を射るまでの動作を八つに区切って説明した「射法八節」という法則があります。(中略)この八つのステップを正しく行うことができれ ば、矢は必ず的に当たる、とされています。
(中略)
弓道は、的に当たる結果よりも、矢を放ち終わるまでの過程を大切にしています。「正射必中」とは、結果ではなく、プロセスを大切にするという考え方なのです。P.31
しかしそれでは不正をしたり、誰かを不幸にして結果を出すなんてことに繋がる場合もあります。
正しいプロセスを踏めばかならず当たるというのは、興味深い考え方です。
2. 的と一体になる
「的を狙うから駄目なんだ。的と一体になりなさい」
私たち初心者には、「的を狙うな」ということさえ逆説的で分かりにくいのに、「的と一体になりなさい」は、さらに理解し難い言葉です。ヨーロッパでは、主体と客体は大きく区別されます。つまり、西洋哲学では「的と一体になる」ということは、あり得ない話です。
(中略)
弓道で重要なポイントの一つは、的と自分との距離(通常28m)です。(中略)距離に気を取られるために、いろいろな雑念が浮かび、力みが生じ、的を外すのです。
的と一体になるとは、射の妨げとなるこの距離を意識の中で消滅させるということです。距離を意識することがなくなれば、当てることはずっと容易になります。P.16
お客様目線が大切だとか、お客様の立場になって考えろなんてよく聞きますが、お客様と一体になれというのは面白い考え方です。ビジネスの場合、「的」というのは市場にいるお客様のことです。
私にとって、ビジネスの秘訣とは、「当てる」ではなく、「当たる」ところにあります。お客様という的を狙わずに、「当たる」というヒット現象を起こすのです。この「当たる」という現象を起こすためには、お客様の気持ちと会社の行動が一体にならなくてはならないのです。品質より広告ばかりに力を入れて、ヒットを無理やり作ることは「当てる」ということです。でも、これは長続きせず、本当にヒットセラーにはなりません。ターゲットであるお客様と心を一体にしたとき、お客様との距離は消滅し、本当のヒット(当たる)が生まれるのです。P.18
頭の中で物事を考えるのはとても難しい。
いっそ実際に自分が客になってみるのが、客と一体になるために簡単な方法かもしれません。
3. 見取り稽古し、試してみる
学生時代に割烹料理店でアルバイトをしていた頃、「料理人は見て盗むものだ」と教わりました。稽古の中でも特に大切なのが「見取り稽古」です。(中略)外国から来た人間から見ると、とても不思議な練習方法です。ヨーロッパでは、何かを学習するとき理論から入り、見て学ぶという練習方法はないからです。
日本人は視覚から入り、ものごとを理解する能力が優れているのだと思います。P.91
教えられると、どうしても受け身になります。
そうではなく見て学ぶというのは能動的です。
「こうやれよ、わかったか?」などと教えられるよりも、自ら見て盗もうとするほうがモチベーションも高いでしょうし、気づくことも多いのではないでしょうか。
まとめ
私たちもよく知るゴディバが、どんな考えで成功していったのか、その舞台裏が分かるとても面白い本です。
そして、著者のフランス人から日本や日本人について、あらためて教えてもらえます。
来年のヴァレンタインにゴディバのチョコをもらえる予定の男性もぜひ、本書を読んでおくと良いでしょう。
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管理人コウスケのひとこと
私はブログさえも手書きマインドマップで下書きしてる。
— コウスケ@マインドマップ講師 名古屋愛知 (@kosstyle) 2016年4月6日
「タイピングよりも手で書く人の方が飲み込みが良く、情報を長く記憶し、新しいアイデアを理解するのにもたけていることが分かった」
/ あなどれない「手書き」の学習効果 - WSJ https://t.co/Br814AnfV8
- [2016/04/08 07:05]
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