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■高村正彦・自民党副総裁

 TPP審議が佳境に入ってきたと言いたいところですが、ちっとも佳境に入ってこない。これは残念なことであります。ここで審議すべき本質的なことは、TPP協定が全体として国益に資するのかそうでないのか。そして、国益に資するとしても、痛みを感じる人たちに対する対策が十分できているのかできていないのか。そして、それでも懸念がある人に、しっかりした説明ができるかどうか。

 そういったことが本質的な問題であるにもかかわらず、守秘義務がある資料を無理に要求すれば、黒塗りの多い資料が出てくるのは当たり前のこと。(民進党は)それをテレビカメラの方に示して、選挙向けのパフォーマンスにいま明け暮れている。非常に残念なことだと思います。(党会合で)

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